Pixel購入は来年まで待つのが吉?Pixel 10シリーズのTensor G5はTSMCで確定、最大16GB RAM搭載へ

Googleの最新スマホ、と言えば、先日Pixel 8aが発売され、次の注目機種はPixel 9シリーズといったところ。

しかし今回、その次世代「Pixel 10」シリーズに搭載されるチップセット「Tensor G5」およびメモリ仕様に関する新情報が出てきました。

Android Authorityが公開されている輸出入のデータベースで発見した情報によると、Tensor G5はTSMCによって製造されることが確認されたとのこと。

この公開情報上には「LGA」とあり、同サイトによるとこれは以前から知られていたTensor G5のコードネーム 「Laguna Beach」を略したものとのこと。

またここではTSMC独自のパッケージング技術であるInFO POPに直接言及。

来年のTensor G5からファウンドリがTSMCに移行するというのは以前よりリーク情報がでていましたが、今回の情報でそれが改めて「証明された」ということになります。

また、このチップには16GBのPoP(パッケージ・オン・パッケージ)RAMが搭載されていることが記されており、Pixel 10シリーズ(おそらくProモデル)には最大で16GBのRAMが搭載されることも確実となりました。

一般的には「SoCファウンドリはサムスンよりもTSMCの方が良い」というのがコンセンサス。
(Snapdragon 8 Gen 1の不評はご存じの方は多いと思います)

そういった意味で、このTensorチップのファウンドリがTSMCに移るというのは多くのユーザーが歓迎することだと思われます

そのため、サムスン・ファウンドリ生産のTensor G4搭載を搭載するPixel 9シリーズは見送ってTensor G5搭載のPixel 10まで待った方が良いような気もしてきます。

一方、いろいろと不満の声も上がりながらも、サムスンはTensor G1~G3まで3世代のチップセットを供給したノウハウというのはあるはず。

不完全ではあるもののある程度の安定差が期待できるTensor G4搭載のPixel 9シリーズか良くも悪くも「未知数」のTSMC製Tensorチップを搭載したPixel 10シリーズを待つか。

非常に難しい判断となりそうですね。

Google Pixel
スマホダイジェストをフォローする

コメント