んなわけないっしょ… 「国内ユーザーの4割が折り畳みスマホを使用」とのずさんな調査結果

国内で最新フォルダブル・スマートフォンと言えば、Galaxy Z Flip/FoldやPixel Fold、Motorola Razr 40シリーズなどが展開されていますが、まだまだ普及ペースは遅いといった印象。

そんな中、PR TIMES経由でかなり「あり得ない」アンケート調査結果が掲載されていました。

クラウドワークスという調査機関が日本在住の20代~60代の男女を対象に行った調査:

なんと、回答者の4割が「折り畳み式スマートフォンを持っている」と回答
これ、普通に考えてあり得ないですよね。。。

さらに:

その所有しているフォルダブルの内訳で、Galaxy Z Flip/Foldシリーズが大半を占めるのは分かりますが、国内で展開されていないOppo Find Nシリーズが13%、Xiaomi Mix Foldシリーズが7%と、これまたあり得ない数値。

国内ユーザーの100人中13人がOppo Find Nシリーズを持っているのですかそうですか。。。

なお、最新の信頼性の高い調査では2023年時点でのグローバルなフォルダブルスマホの普及率は1.6%程度と推定されており、2027年までに5%に達するかどうか、といったところ。

それが「国内でだけ」折り畳みスマホのシェアが40%もあるわけがありません。

というか、このアンケート結果がおかしいことは、街中を少し観察すれば分かる事で、わざわざ統計を取る必要すらありません。

そもそも、国内では半数近くがiPhoneユーザー。そしてiPhoneには当然フォルダブルはありません。
よって、もし今回のフォルダブルスマホのユーザーの割合が正しければほとんどのAndroidユーザーが折り畳み式の機種を使っている、というバカげたことに。

これ、情報元ももちろんですが、調査すら必要のない「常識レベルでおかしい」とわかるような「アンケート結果」をいとも簡単に掲載してしまうPR TIMEにも相当問題があると思います。

ソース:Happy iPhone via PR TIMES

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