ソニーが初夏にリリースした2023年版の新型ミッドレンジモデル、Xperia 10 V。
チップセットが前モデルから据え置きにも拘らず、国内での価格は引き上げられたこともあり、かなり歴史的な「不人気機種」となっています。
しかし今回、このXperia 10 Vに対してAndroid 14へのバージョンアップの提供が開始されたことが明らかになりました。
今回アップデート開始が確認されたのは英国版のXperia 10 V (XQ-DC54)で最新ファームウェアのバージョンは「68.1.A.2.93」。
三つ目の数字が「0」から「1」になっているので、これがOSアップデートであることは確実です。
なお、今のところXperiaでAndroid 14アップデートが提供されているのは欧州版の一部と香港版のXperia 1 Vのみで、Xperia 5 Vにはまだどこの国・地域でもAndroid 14は未配信。
当サイトで把握している限り、最新ハイエンドXperiaよりも先にミッドレンジXperiaに最新OSのアップデートが提供された例、というのは今回が初めてではないかと思われます。
また、Android 14アップデートが提供済みのミッドレンジモデルというのは比較的アップデートの早いGalaxyでも存在せず、他社機種と比べてもかなり早い展開と言えると思います。
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