調査会社、MM総研が2023年上半期の国内スマホ市場における出荷シェアを公開していました。
PixelがAndroid市場トップに、Xperiaはシェア縮小
具体的な数値が明らかにされているのはアップルのiPhoneのみで、シェア49.2%と前年同期比5.7ポイント増とのこと。
一方、Android市場ではグーグル、つまりPixelスマートフォンが初めてシェア1位となっています。
ちなみに以下は前年同期のメーカー別スマートフォン出荷台数シェア:
昨年の上半期のAndroidシェア1位はシャープで、Googleはトップ5にも入っていません。
昨年同時期に「その他」に入っていたGoogleのPixelスマートフォンがわずか1年でAndroidスマホのシェアでトップに立った、というのは驚異的な伸びと言えそう。
一方、事実上の経営破綻をしたFCNTが圏外になるのは当然として、その他にシェアを大きく縮小したのがソニーのXperia。
昨年はAndroid市場で3位にだったXperiaスマホはサムスンのGalaxyに抜かれて4位に陥落しています。
携帯出荷台数は13年ぶりの低水準
なお、今回の調査によると、この時期のスマートフォンおよびフィーチャーフォンを合わせた携帯電話の出荷台数は1223万台で前年同期比17.1%減とのこと。
これは2000年、実に13年ぶりの低い数値とのことです。
一方、下期は復調すると予測されており、2023年全体での携帯電話出荷台数は前年比で7.3%減程度になることが見込まれています。
ソース:MM総研
コメント