クアルコム、通常版Snapdragon 8 Gen 3の動作周波数を引き上げとのリーク

来週末にハワイで発表されるクアルコムの次世代ハイエンド向けチップセット、Snapdragon 8 Gen 3。

国内では仮称Xperia 1 VIやAQUOS R9シリーズなどへの搭載が予想されているこの正式発表直前のSoCですが、今回、土壇場で仕様の変更があったことを示唆する興味深い情報がリークされていました。

今回の情報によると、Snapdragon 8 Gen 3のCPUの各コアのクロックスピードは以下のようになるとのこと:

1x 3.30 GHz – Cortex-X4
3x 3.15 GHz – Cortex-A720

2x 2.96 GHz – Cortex-A720
2x 2.27 GHz – Cortex-A520

未発表のチップセットなので、まだ当然公式な情報というのはありませんが、これまでの信頼性の高いソースからの情報によると、このSD8Gen3のコア構成はどこも以下のように伝えています:

1x 3.19 GHz – Cortex-X4
5x 2.96 GHz – Cortex-A720
2x 2.27 GHz – Cortex-A520

また、先日発見されたこのスナドラ8Gen3搭載リファレンス機のベンチマークスコアでも、情報が一致することが確認されています。

つまり、通常版Snapdragon 8 Gen 3のCPUコアのクロックスピードはプライマリコアとパフォーマンスコアの一部が当初から大きくクロックアップされる、ということに。

一方、Galaxy S24シリーズに搭載されるSnapdragon 8 Gen 3 For Galaxyの各コアスピードは:

となっており、これはいずれのコアも今回の「通常版」と全く同じ動作周波数ということに。

つまり、もし今回のリーク情報が正しければ、通常版SD8Gen3とFor Galaxy版では性能に違いがない、ということになってしまします。

これ、有名リーカーのDigital Chat Station氏からの情報なので信ぴょう性はかなり高いはず。

ただ、SD8Gen3搭載機では、Xiaomi 14シリーズなどは10月27日の正式発表が確実視されており、そうであればすでに生産段階に入っていることは確実。

また、他にも同チップ搭載で年内にリリースされる機種は複数あるはずなので、このような喜友名変更が間に合うのか、というのは大きな疑問です。

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