シンガポールのリサーチ会社、canalysが2023年第3四半期のグローバル市場におけるスマートフォンの出荷台数シェアの調査結果を公開していました。
サムスン、アップル、Oppoなどは前年同期と比べてシェアが低下。
一方、TRANSSIONが3%もシェアを伸ばして、Oppoと同率4位に浮上しています。
TRANSSIONは日本では聞き慣れないメーカーで中国名は「伝音科技」
中国深センの企業ですが、中国国内ではスマートフォンを販売していないという少し変わった事業戦略を展開。
代わりにアフリカや東南アジアの国で積極的に事業展開しており、アフリカでのシェアはなんと40%という圧倒的な1位。
よって、今回の同社のシェア拡大はアフリカなど、新興国ではまだまだスマートフォンの普及自体に勢いがあることの裏付けと言えるのかもしれません。
一方、国内ではOppoが最近、あまり魅力的な機種がリリースされずいまいち元気がない、という印象を受けますが、来年あたりにはこの伝音科技がOppoを抜き、Xiaomiに迫ってくるといった展開もあり得そうですね。
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