AQUOS sense8、メモリや基盤のサプライヤーが異なる3バージョンが存在か

先日シャープが正式発表をした最新ミッドレンジモデル、AQUOS sense8。

ドコモ版、au版、そしてSIMフリー版と一応3バージョンが展開されることになりますが、今回、このAQUOS sense8でキャリア/SIMフリーによって使われているパーツのサプライヤーが一部で異なる可能性が出てきました。

以下は正式発表の数日前に発見されたAQUOS sense8のFCC通過資料の一部からのもの。

ご覧のように、同モデルにはメモリやストレージ、他の複数のコンポーネントが異なる3つのバージョンがあると記載されています。

例えば、ストレージ(UFD)とメモリ(DDR Memory)はサムスン、SK Hynix、そしてMicronの3社から調達されています。

ただ、完全にサプライヤーが異なるのはメモリとストレージ、そして基板だけのようで、例えばディスプレイは異なるのはドライバーICだけ、カメラはフレキシブル基板(FPC)だけ、バッテリーはFET(Field Effect Transistor)だけ、などそれぞれのメインコンポーネントのサプライヤーは共通な模様です。

もちろん、これらの3バージョンはキャリア/SIMフリーとは無関係にランダムに混ざっているという可能性もあります。

ただ、AQUOS sense8がドコモ、au、SIMフリー版と3バージョンあることからすると、これによって1st source、2nd source、3rd sourceが分かれているという可能性も十分にありそうです。

一方、このように同じ機種でも一部部品のサプライヤーが異なる、というのは過去のAQUOS機種や他メーカーの機種(特に売上台数の多い機種)では一般的にあることなのかもしれません。

よって、これによって何らかの性能差や品質に差がでるとは限りませんが、少し気になります。

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