Snapdragon 8 Gen2搭載で唯一の5インチ台ハイエンドモデルとして知られているASUSの最新フラッグシップ、「ASUS Zenfone 10」。
国内でのリリースも同モデルですが、今回、このASUS Zenfone 10が同社最後のZenfoneとなる可能性が報じられています。
台湾の科技新報によると、Asusはこれまで、台湾と中国のPC部門の従業員数を削減する「組織再編」を行っており、その一環として多くの従業員を携帯電話部門(ZenfoneとROG Phone)に移動させる計画があったが、今回、内部文書がそれらの従業員が実際には解雇されたことが明らかになったとのこと。
また、これはAsusがZenfone部門を終了し、代わりにこれらの従業員を他部門またはROG Phoneチームに移動させる計画の一部であるとも報じています。
ASUSのスマートフォンはROGシリーズとZenfoneシリーズに分かれていますが、関係者からの情報によると現在最新のZenfone 10がこのZenfoneシリーズの最終世代となり、Zenfoneチームは将来的に他の部署に統合されるか、直接ROGチームに統合される可能性が高い模様です。
2014年から続くZenfoneのラインナップですが、どうやら今回のZenfone 10で9年間のシリーズの幕を閉じる、ということになりそうです。
一時期迷走気味だったこともあるZenfoneですが、最近ではフラッグシップにラインナップを絞り、特にここ2~3年はなかなか良い機種を展開していたという印象だけに、ちょっと残念なニュースです。
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