クアルコムの次世代ハイエンド向けチップセット、Snapdragon 8 Gen 3。
例年通りであれば、シャオミやモトローラなどから年末にも搭載モデルがリリースされることが予想されており、ここ最近、その性能やスペックに関するリーク情報が増えてきています。
そんな中、このSnapdragon 8 Gen 3のGalaxy向けモデル、「Snapdragon 8 Gen 3 For Galaxy」に関する新情報がでてきました。
ご存知のように、今年のGalaxy S23シリーズやZ Fold/Flipに搭載されているSD8Gen2も通常版からクロックアップされた「For Galaxy」ですが、どうやら来年のハイエンドGalaxyモデルにもサムスン向けの特別版が用意される模様です。
また、ノーマル版SD8Gen3との違いですが、まず、ノーマル版の各コアの動作周波数が:
CPU
2.26 GHz
2.60 GHz
2.95 GHz
3.18 GHz
GPU
903 MHz
なのに対し、For Galaxy版は:
CPU
2.27 GHz
2.96 GHz
3.15 GHz
3.30 GHz
GPU
1 GHz
と、すべてのコアがクロックアップされているのが分かります。
現行のSD8Gen2 For Galaxyはプライマリコアのクロックスピードが3.2GHz→3.36GHz、GPUクロックが689MHz→719MHzにアップグレードされているだけ。
そのためか、ベンチマーク上での性能ではノーマル版との差はほとんどありません。
これと比べると、SD8Gen3→SD8Gen3 For Galaxyのクロックアップはかなりその幅が大きく、メジャーアップグレードといった感じです。
その為か、掲載されているベンチマークスコアの目安でもかなりノーマル版とFor Galaxy版とでは差出ているのが分かります。
コメント