2021年のハイエンドXperia、といえばXperia 1 III、そして今年は同時発表された小型版のXperia 5 IIIがありますが、後者はXperia 1 IIIと同時に発表されたためか、いまいち存在感が薄い同モデル。
特に国内では今のところ発売予定が未定で、話題に上がることもほとんどありません。
一方で、今後、今年中に新たな新型Xperiaの発表があるのか、という点についてもほとんど有力な情報はありません。
しかし今回、このXperia 5 IIIの「廉価版」が存在する可能性を示唆する興味深い情報が見つかりました。
「Xperia 5 III Lite?」というコメントと共に投稿されているのはオランダ語のどこかからの投稿の模様。
また、いつもながら噂程度に受け取っておいた方が良い情報です。
ただ、内容としては中々興味深く:
Xperia 5 IIIにそっくりな新型Xperiaのプロトタイプが存在するが、搭載チップはSnapdragon 888ではなくSnapdragon 780となっていた。また、型番のバリエーションの数からするとこのモデルは、日本限定モデルとなる可能性が高い。
SD780G搭載ということは普通ならばXperia 6やXperia 7ということになりますが、外観がXperia5 IIIそっくり、ということはXperia 5 III派生モデルで廉価版「Lite」という可能性も。
ただ、ソニーがこれまで同一外観で異なるチップを搭載した廉価版をリリースした例は皆無なので、仮に実在するとしても、個人的にはXperia 5 IIIの派生機種となる可能性はかなりゼロに近いと思います。
ちなみにSnapdragon 780Gは国内でも展開されているXiaomi Mi 11 Lite 5Gに搭載されているクアルコムの5nm最新ミッドレンジ向けチップ。
性能的にはSnapdragon 855とSnapdragon 865の中間くらいで、準ハイエンド並み、といったところでしょうか。
ただ、先日のXiaomi/Redmi関係者がWeibo上で提供した情報によると、SD780では生産キャパシティの問題から廃盤となり、同チップを搭載するのXiaomi Mi 11 Lite 5Gのみになる、とのこと。
この情報は結構信頼性が高そうなので、もしそうだとすると今回の情報は誤報である可能性が高い、ということに。
なお、今回の情報によるとこのモデルは日本限定モデルとなる可能性が高いとのことですが、その根拠は型番の数、とのこと。
ということはソニーのサーバーやファームウェア内に既に何らかの型番情報がある、ということでしょうか。
コメント
SoCはそのままにSD860とかSD870辺りにして 5 III Lite として安くまとめたらバカ売れしそう