前モデルからスペック大幅劣化、moto g53j 5Gのベンチマーク性能はどれくらい?

本日、モトローラが発表した最新ミッドレンジモデル、moto g53j 5G。

少し前に総務省の資料内から見つかった型番から、海外モデル「moto g53」をベースモデルとした機種になる可能性がありましたが、やはり、といった感じ。

搭載チップセットはSnapdragon 480+と、前モデル、moto g52j 5GのSD695からダウングレードされたモデルとなりました。

moto g53j 5Gとmoto g52j 5Gの性能比較:

nanoreview.netのCPUデータを参考に、moto g53j 5Gとmoto g52j 5Gのベンチマーク性能を比較してみると:

SD480+のベンチマーク上の性能はSD695よりも大まかに2割前後低くなっています

今年これまでに発表された主要なミッドレンジを見てみると、Xperia 10 VはSnapdragon 695を据え置き搭載。AQUOS wish wish3はSD695→Dimensity 700に変更で事実上のチップセット退化。

そして今回のmoto g53j 5GもSD695→SD480+と、ベンチマーク上の性能は大きく退化しており、いまいち魅力に欠け、全体的にかなり「不作」という印象です。

他にも劣化点複数

なお、このmoto g53j 5G、メモリは6GB→8GB RAMへと前作からアップグレードされていますが、防水機能はIP68→IP52に、ディスプレイ解像度も2,460×1,080 (FHD+)→1,600×720 (HD+)へダウングレードされています。

ただ、このmoto g53j 5Gの公式ストアでの価格は34,800円とmoto g52j 5Gの39,800円よりも5000円安く設定されています。

Motorola/moto
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