新型 Xperia 10 VのCPUは10 IVからまさかの据置きSD695、ベンチマークスコアが発見

ソニーモバイルの最新Xperia、と言えば先ほど大量の公式プロモ用画像がリークされたXperia 1 Vが注目の的ですが、同時にリークされたオンラインストアでの掲載情報からとんでもない価格になりそうな雰囲気となっています。

一方、このXperia 1 Vと同時発表されると期待されているのが新型ミッドレンジのXperia 10 V。

今回、このXperia 10 Vのものと思われる2023年新型XperiaのベンチマークスコアがGeekbench上で発見されました。

Xperia 10 Vのベンチマークスコア発見か?

XQ-DC54という型番で、3つ目のアルファベット「D」は2023年モデルであることを表しており、型番に「5」を冠する欧州モデルであることから、国内専売となるであろうXperia ACE IVのものでないことはほぼ確実。
(ACEシリーズが今年からグローバル展開となれば話は別ですが)

そうなると、消去法でこのモデルがXperia 10 Vである可能性は極めて高いと思われます。

搭載チップセットはXperia 10 IVから据え置き?

そして気になるのは搭載チップセット。
Motherboardの「holi」は複数のSnapdragonチップセットのプラットフォーム名で、この情報から搭載チップを断定することはできませんが、ヒントとなるのはその下のクロックスピード。

6×1.80GHz、2×2.21GHzとなっており、これは前モデル、Xperia 10 IVに搭載されていたSnapdragon 695と全く同じクロックスピードです。

つまり、Xperia 10 VはXperia 10 IVと同じSnapdragon 695を搭載する可能性が非常に高い、ということに。(搭載メモリ6GB RAMで据え置き)

ちなみにこれまで同モデルへの搭載が予想されていた次世代のSnapdragon 6 Gen1であれば、クロックスピードは4×1.80GHzと4×2.20GHzという組み合わせになるはずです。

また、先日新たにBluetooth認証通過が確認されたクアルコムチップ搭載の未発表Xperiaについて、対応するWi-Fi/BluetoothシステムがFastconnect 6100/6200で、SD6Gen1の6700には非対応、という件をお伝えしました。

SD695はFastconnect 6200対応なので、今回の情報とも整合性があります。

もちろん、このモデルがXperia 10 Vのものであるという確証はありませんが、過去にソニーはXperia XA2→Xperia 10でSnapdragon 630を据え置き搭載したことがあり、世代の異なる同シリーズ機種で同じチップセットを使いまわすというのはあり得ない話ではありません

これ、ベンチマーク自体が誰かのいたずらで「フェイク」という可能性も皆無ではありません。

が、これが本物で台数的には2023年の「主力」機種となるであろうXperia 10 Vが前モデルからチップセットの進化ない、メモリも据え置き、となれば売れ行きにも大きな影響が出そうです。

Xperia ACE IVはDimensityチップセット搭載が濃厚に

なお、これまでにBluetooth認証を通過しているミッドレンジXperiaはもう一機種存在し、こちらはMediatekのDimensityチップセットを搭載することが確認されています。

今回、このXQ-DCxxがSnapdragon 695搭載のXperia 10 Vである可能性が非常に高くなったことで、必然的にXperia ACE IVはこのDimensityチップセットを搭載したモデルである可能性も高まった、と言えます。

ソース

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