来月中旬ごろの正式発表が濃厚とされているソニーの新型ハイエンドフラッグシップ、Xperia 1 V。
チップセットがSnapdragon 8 Gen2に、メモリが12GB RAMに(少なくともベースモデルは)なる事以外、まだ「確実」と断言できるスペック情報というのはほとんどありません。
そんな中、このXperia 1 Vのバッテリー・充電周りに関するもう一つ「確実」な仕様が明らかになりました。
XQ-DQ72はすでに発見されているベンチマークスコアから次世代Xperia 1 Vのものとみてほぼ間違いなし。
そして今回の認証通過情報を見ると、対応電圧および電流が11Vと3Aとなっており、このことから対応する充電速度は33Wになることが分かります。
ちなみに昨年のXperia 1 IV、Xperia 5 IVの高速充電の最速値は30W。
よって、Xperia 1 V (おそらく5 Vも)では、前モデルから充電速度が10%アップする、ということに。
大きな速度アップではありませんが、Xperiaフラッグシップについては海外では特に充電速度の遅さに関する不満の声が散見されるのも事実なので、これは地味ながら一部のユーザーには嬉しい進化ではないかと思われます。
そういえば、Xperia 1 Vのバッテリー容量に関する情報、というのはまだ噂レベルでもほとんど出てきていません。
前モデルからは若干厚みが増すとも言われていますが、ひょっとすると若干の増量という可能性もあるのでしょうか。
なお、多くの海外サイトはこのXQ-DQ72を「Xperia 5 V」と伝えていますが、おそらくそれは前モデルの型番がXQ-CQxxだったため。
ただ、以前もお伝えしたように、ソニーが新しい型番を導入以降、4つ目のアルファベット(ここでは”Q”)には規則性はありません。
よって、前年モデルの「Q」がXperia 5 IVでも今年の「Q」がその後継機というパターン性はなく、タイミングからするとXperia 1 Vのものである可能性の方がはるかに高いと思われます。
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