ソニーモバイルの2023年新型Xperia「Xperia 1 V」。
例年通りのパターンであれば、ドコモ、au、ソフトバンクの2023年春夏新作ラインナップの1つとして展開されるはずです。
この次世代Xperiaですが、スペックについてはまだ不明・不確実な部分がほとんどで、唯一Geekbench上で直接確認ができる情報はSnapdragon 8 Gen2を搭載し、RAMは12GBとなるという点のみ。
一方、このXperia 1 Vの性能が前モデルと比べてどれくらい進化するのかというのは非常に気になるところなので、今回はGeekbenchの最新ベンチマーク「Geekbench 6」でXperia 1 Vと前モデル、Xperia 1 IVのスコアを比較してみたいと思います。
Xperia 1 VとXperia 1 IVのベンチマーク比較
Xperia 1 Vのスコア↓
Xperia 1 Vの最新ベンチマーク「Geekbench 6」におけるスコアはシングルコアが1946ポイント、マルチコアが5056ポイントとなっています。
Xperia 1 IVのスコア↓
Xperia 1 IVのスコアは結構バラつきが多いので、期近50回分の平均値を出すと以下のような感じに。
Xperia 1 V (XQ-CT72)のベンチマークスコア平均:
シングルコア:1509
マルチコア:3372
Xperia 1 Vの性能、Xperia 1 IVの最大1.5倍に!
これをXperia 1 Vと比べると:
Xperia 1 IV | Xperia 1 V | 変化率 | |
マルチコア | 1509 | 1946 | +29.9% |
シングルコア | 3372 | 5056 | +49.9% |
なんと、Xperia 1 Vのマルチコアのベンチマーク性能はXperia 1 IVの1.5倍、ということに。
これはXperia 1 IVがSD8Gen1搭載機の中でも比較的ベンチマークスコアが低め、という事も寄与していますが、それを勘案してもすごい性能アップです。
もちろん、まだサンプル数が少ないのでXperia 1 Vの平均的な性能は断定できません。が、少なくとも他のSD8Gen2搭載機としてはほぼ平均値。
よって、このXperia 1 Vの平均性能もこれから大きくぶれることはないと思われます。
これはXperia 1 Vに限ったことではありませんが、やはり今年のSnapdragon 8 Gen2搭載機はここ数年のスナドラ8シリーズ搭載機の中では最も性能進化が大きく、そういった意味で「当たり年」となりそうですね。
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