昨日FCC認証を通過したドコモおよびau版のGalaxy S23およびGalaxy S23 Ultra。
いずれも4月頃に発表・リリースされることが予想されており、おそらくSnapdragon 8 Gen2搭載機種としては日本で最初に展開されるモデルとなりそうです。
そんな中、この国内キャリア版Galaxy S23/S23 Ultraの通信対応バンドに関して興味深い事実が明らかになりました。
これはFCC通過資料の一部で、米国で認証を受けた各対応バンドの一覧。
ご覧のように5G通信のn5およびn41で認証を受けていることが分かります。
一方、昨年のS22シリーズの国内キャリア版はこれらの周波数での認証は受けていません。
このことから、Galaxy S23/23 Ultraのドコモ・au版は前モデルでは使用できなかった海外での5Gローミングが可能になっている、ということに。
ドコモは昨年7月に5G国際ローミング・サービスの開始を発表しています。
ただ、ドコモが取り扱う機種のうち、現時点で5Gローミングに対応しているのはiPhone 12以降のiPhoneと一部iPadのみです。
なお、海外での5Gローミング(通信)は国内展開されているスマートフォンでもiPhoneやPixelの一部機種では以前から可能です。
ただ、Pixelを除くキャリア版のAndroidスマートフォンとしては今回のGalaxy S23/S23 Ultraが日本初、という事になると思います。
なお、auはまだ海外での5Gローミングサービスに関する情報は発表していないので、au版S23/S23 Ultraの対応・非対応についてはまだ不明です。
ソース:FCC
コメント