ここ最近、一部のAndroidスマートフォンのユーザーからSMS(ショートメール)の受信ができない、という不具合報告が増えています。
この問題、Twitterや価格.com、5ちゃんねるなどで複数の報告がみられ、共通点としてはAndroid 13アップデートをした後から症状が発生。
さらにSMSの受信はできないが、送信は可能という点も共通しています。
ちなみにこのSMS受信不可の症状はAndroid 13へアップデートをしたXperiaやZenfone、通信回線はドコモを使用しているケースが多いようですが、まだはっきりとした発生条件の特定はできていません。
対処法は「データ通信を制限しないアプリ」に指定
ただ、この問題はどうやらデータ通信周りのバグや仕様変更が関係していると思われ、以下の方法で症状は改善するとのこと。
[設定]→[ネットワークとインターネット]→[詳細設定データセーバー]→[データ通信を制限しないアプリ]→SMSアプリをタップしてトグルをオンに
要はAndroid 13でアプリの使用頻度などを判定するアルゴリズムの閾値が変更され、SMSアプリに何らかのデータ通信制限が加えられるようになった、ということではないかと思われます。
SMSはアプリや他のサービスなどの本人確認・認証をする際に使われることが多く、そういった意味ではまだ重要。
ただ、海外と異なり、日本ではSMSで日常のメッセージのやり取りをするユーザーが少ないためか、実際に何らかの認証などで届くはずのショートメールが届かないという状況が発生するまで気づかない方も多いようです。
これが不具合なのか仕様変更なのかは不明ですが、とりあえず、この方法でSMSは無事受信できるようになるようなので、お困りの方は一度お試しください。
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