ソニーの2023年版の未発表・新型XperiaがFCC認証を通過していました。
FCC IDはPY7-51629Lで、2月27日に認証を通過。
2023年版のXperiaがFCC認証を通過したのは今回が初めてです。
そして気になるのは2023年Xperiaラインナップのどの機種になるのか、という点。
いつものごとく、FCC認証通過資料のスペックなどが分かるものはほとんど非公開ですが、いくつかヒントになる点もあります。
まず、Wi-Fi6 (ax)に非対応であることからこの「PY7-51629L」がフラッグシップのXperia 1 VやXperia 5 Vでないことは確か。
また、これは確定事項ではありませんが、ミッドレンジのXperia 10 Vは順当にいけばSnapdragon 6 Gen1を搭載することが予想され、このSD6Gen1はWi-Fi6 (ax)に対応しています。
つまり、この機種はXperia 10 Vでもない可能性が濃厚。
さらに5G通信の認証を取得しておらず、またLTEのバンドもかなり少ないため、日本版Xperiaモデルのローミング用認証である可能性が高いと思われます。
そうなると、このモデルは消去法で残る機種としておそらく国内専売モデルとなるコンパクト・エントリーモデルのXperia Ace IVである可能性が一番高いと思われます。
なお、Xperia 1 Vに関しては先日、「XQ-DQ72」という型番がGeekbench上やブラウザベンチマーク上で発見されています。
そして今回のものがXperia 1 Vで”ない”ことは確実なので、これで2023年Xperiaは少なくとも2機種の存在が確定した、といって良いと思います。
ソース:FCC
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