2023年Xperiaラインナップの「常連フラッグシップ」としてリリースされることが確実視されている「Xperia 1 V」および「Xperia 5 V」の2モデル。
今回、このうちの小型モデル「Xperia 5 V」の搭載チップセットに関する少し気になる情報が発見されました。
Redditユーザーが投稿していたもので、意訳すると:
通常ならば私はこの時期までに2つあるいは3つの最新Snapdragon8シリーズチップを搭載した機種が発見できているのですが、今年は1機種しか発見されていません。
つまり、Xperia 5 Vは「今のところは」存在しないか、異なるチップセットを搭載する可能性が高いという事になります。
具体的にどういったソースからの情報なのかは不明ですが、要は通常ならば2機種確認されているSnapdragon 8 Gen2を搭載のXperiaが、今年はまだXperia 1 Vしか確認されていない。そのためXperia 5 Vはまだ開発のかなり初期段階にあるか、チップセット自体が異なるものである可能性がある、ということだと思われます。
確かに、昨年のパターンで行くとこの時期にはすでに後にXperia 1 IVとXperia 5 IVのものと判明する型番の認証通過が確認されていました。
一方、2023年モデルのハイエンドXperiaについては今のところ、Xperia 1 Vと思われる「XQ-DQ72」という型番がベンチマーク上でされている以外、他の機種の存在は確認できていません。(ミッドレンジモデルについてはFCC認証通過が確認されています。)
よって、搭載チップセットが何になるのかは別としても、現時点で「確実に存在する」とほぼ断定できる2023年新型Xperiaは1機種のみ。
この点からしても、Xperia 5 Vを含む他の2023年モデルについては「まだ」存在しない可能性、あるいはリリースが例年よりも遅くなるという可能性は十分にありそうです。
一方、もし仮にXperia 5 Vは存在はするもののSD8Gen2ではないチップセットが搭載されるとなるとどうなんでしょう?
一応はフラッグシップのXperia 5 VにMediatekのDimensityチップセットが搭載されるとは考えにくいので、やはりSnapdragon 7 Gen1やSnapdragon 7 Gen2という可能性が高くなるように思えます。
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