先日リリースされた最新iPhone、iPhone 14シリーズ。
同シリーズは下位モデルのiPhone 14およびiPhone 14 Plusのチップセットが前モデルから据え置きということもあり、最新の「A16 Bionic」チップを搭載したiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxに人気が集中しているという印象。
そなため、国内ではこのiPhone 14 Pro/Pro Maxのかなり深刻な在庫不足状態が発生している模様。
SIMフリー版に関してはApple公式ページによると4~6週間待ち、という状態になっており、具体的な期間は不明ながらこれはドコモ、au、ソフトバン、楽天モバイルのいずれのキャリアでも同じような状況となっています。
そんないつも以上の極端な需要過多の状態のためか、このiPhone 14 Pro/Pro Maxの買取市場でも過去にない異常事態が発生しているようです。
以下は大手買取ショップの一つ「サクモバ」が9月20日時点で掲載しているSIMフリー版のiPhone 14 Maxの買取一覧表(の一部)。
ご覧のように、iPhone 14 Pro Maxの128GBモデルの場合、新品買取価格は226,000円。さらに1TBモデルだと283,000円!
ちなみにそれぞれのアップル公式ストアでの「定価」は164,800円と239,800円なので、それぞれ、定価よりも買取価格の方が6万円前後も高くなっています。
また、価格差を比率でみると、iPhone 14 Proの買取価格は定価よりも4割近く高くなっており、これは過去にはなかった現象です。
さらにSIMフリー版やこのPro Maxほどではないものの、キャリア版やProでも同じような状況が見られます。
もちろん、イオシスなどの他の大手ではこれよりもはるかに低い買取額を提示しているところもありますが、売る側としてはやはりできるだけ高く売りたいはずなので、必然的にこういった高額の買取価格を提示したところにユーザーは集まるはず。
なお、一部の噂によると、この異常とも言える高価買取は今回のiPhone 14シリーズの国内価格が海外の一部の国・地域と比べてかなり割安であるため、買い取られた端末はこれらの国・地域に転売されている、とも言われています。
ソース:サクモバ
コメント