Googleの次期OSとなるAndroid 13。
例年よりも早めのペースで開発が進んでおり、リリースも前倒しになる可能性が高いと言われている同OSですが、今回、どういった訳か、このAndroi 13の「正式版/安定板」が一部のPixelスマートフォンに配信されてしまう、という事件が起きたようです。
今回の情報によると、一部のPixel 4向けにTP1A.220603.002.A1というOTAアップデートが提供され、これは通常のファームウェアアップデートではなく、Android 13の安定版であることが判明した模様。
ちなみにAndroid 13は最近Beta 3.2が公開されたばかりで、正式版のリリースまでは少なくともあとス週間はかかるはず。
こちらのユーザーはこのアップデートはAndroid 13の安定版であるものの、アップデート後にGoogle Payが使えなくなってしまった、と訴えています。
大騒ぎになっているような気配はないので、実際に誤配信を受けた個体はごく一部ではないかとおもわれます。
また、今のところ国内ユーザーからは該当すると思われる報告はないので、おそらく海外版のPixel 4のみで発生している事象のようです。
ちなみに、Pixel向けのアップデートと言えば、昨年末に米国のベライゾン版Pixel向けのAndroid 12アップデートが一部のそれ以外のPixelユーザーにも二重配信されてしまう、というアクシデントがあった模様。
ファームウェアアップデートは基本的に元に戻すことはできず、場合によっては深刻な不具合の原因となることもあるので、Googleさんにはもう少し気を付けてほしいものです。
ソース:Twitter
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