ソニーモバイルの新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 IV。
先日、同機種のカメラセンサーが判明。フロントカメラを含めたすべてのセンサーがソニー製になった、という件をお伝えしました。
一方、「Device Info HW」アプリでは望遠カメラのセンサーが「IMX 650」となっており、同センサーは1/1.7インチの40MPセンサーであることから、アプリによる誤判定では?ともお伝えしました。
しかし今回、このXperia 1 IVの望遠カメラセンサーが改めてIMX 650であることが判明した模様です。
ESATOのユーザーがXperia 1 IVのファームウェアコード内?から発見したもので、Xperia 1IVには「imx650」が搭載されていることが分かったとのこと。
つまり「Device Info HW」アプリが検出した同モデルに搭載のカメラセンサーは正確なものだった、とうことになります。
先述のようにIMX 650は画素数は40MPでしかもセンサーサイズは1/1.7インチ。
一方で、Xperia 1 IVの公式スペック上に記載されている望遠カメラセンサーは12MPで1/3.5インチとなっています。
つまり、Xperia 1 IVの望遠カメラセンサーは本来40MPの1.1.7インチセンサーの一部のみを12MP、1/3.5インチにクロップして使用している、ということに。
また、これによって同モデルの望遠カメラセンサーは前モデルのXperia 1 IIIより小さくなっています。(標準と超広角カメラは据え置き)
これについてはその理由が全くの謎、といった感じで海外ユーザーも困惑している模様です。
また、Huawei P30 ProシリーズおよびHuawei Mate 30シリーズのみにファーウェイ向けの「専用センサー」。
P30 ProやMate 30シリーズのカメラ評価はかなり高く、Xperia 1 IVに同じIMX 650を搭載、という事自体は特にマイナス点ではないと思います。
ただ、この2019年の他社メーカー向けのセンサーをなぜ3年後の今頃になって、さらにクロップまでしあ最新Xperiaフラッグシップに搭載するのかも完全な謎です。
これについては今後、有名ガジェット系メディアによるXperia 1 IV開発者インタビューなどで明らかになる可能性もあるので、これに期待しましょう。
ソース:Esato
コメント
P30ProのメインセンサーはIMX600Yであり、IMX650ではありません。また、1/1.7のセンサーをペリスコープに採用するのは技術的に難しいかと