ここ最近、スマホ業界を騒がしているサムスンのGOS問題。
Galaxy S22シリーズなど、最新モデルを含む複数のモデルにおいて、Game Optimization Serviceというシステムアプリが約1万ものゲーム以外のアプリの動作を強制的に制御している、という問題で、これについては当サイトでも何度かにわたってお伝えしてきました。
一方、サムスンはこの件についてアップデートにより修正を行う、との声明を出しており、今回、とりあえず一部モデルについては実際に修正アップデートが提供された模様です。
今回アップデートが始まったのは韓国版のGalaxy S22シリーズとのことで、有名リーカーIce universe氏によるとこれにより、GOSのゲームパフォーマンスがアンロックされた、つまりデフォルトでのスロットリングが無くなったという事だと思われます。
なお、今回のアップデートは3月分のセキュリティーパッチに同梱されているようです。
先述のように、このGOSはゲームアプリ以外に約1万ものアプリがスロットリング対象になっていることが問題視されたわけで、今回、デフォルトではこれらのアプリもすべてスロットリング対象から外れることになるはず。
となると今回のアップデートにより、ゲームアプリの動作もですが、ゲーム以外の日常的に使うアプリの動作がどの程度変わるのか。そして、スロットリングがオフになったことで、どの程度電力消費量、つまりバッテリー持ちに影響が出るのかが気になるところです。
画像:GSMArena
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