ソニーが異例の「有言不実行」――Xperia 10 VIのAndroid 17アップデート見送りを発表

英国のソニー公式サイトにおいて、ミドルレンジスマートフォン「Xperia 10 VI」に対するAndroid 17へのOSバージョンアップを提供しないことが正式にアナウンスされました。

発売当初のスペック情報では「3回のOSアップデート」が約束されており、本来であればAndroid 17までサポートされる予定でした。ソニーが一度公表したOSアップデートの回数方針を撤回するのは今回が初めてとなります。

アップデート断念の理由は「ストレージ構成の技術的制限」

ソニーが掲載した案内によると、発売時のアナウンス通り3回のOSアップデートを予定していたものの、詳細な技術的評価を行った結果、同モデルのストレージ構成に由来する制限により、同社が十分と認めるAndroid 17の利用体験を提供できないと判断したとのことです。

これに伴い、OSアップデートの見送りを決定するとともに、当初の発表内容を果たせなくなったことについて謝罪の意を示しています。なお、セキュリティアップデートについては従来どおり発売から4年間の提供が維持され、今回の問題はXperia 10 VI固有のものであり、他のXperiaモデルには影響しないと説明しています。

国内版の状況とユーザー間での疑問の声

なお、日本国内向けに展開されている「Xperia 10 VI」については、元よりスペック上のOSアップデート提供回数が「2回」と表記されていました。そのため、国内版についてもすでにAndroid 17へのアップデートが提供されないことが確定しています。

一方で、海外掲示板のRedditなどでは、今回の理由説明に対して納得がいかないとする声や不満のコメントが見られます。Xperia 10 VIは128GBのストレージと8GBのRAMを搭載しており、他モデルと比較してもハードウェア構成に大きな遜色がないことから、「なぜストレージ構成が制限になるのか」といった疑問や、システムパーティションに関する推測など、様々な議論が交わされています。

今後のブランド信頼性への影響

ソニーはXperia 1/10 VII以降のモデルにおいて「4回のOSアップデート」を約束していますが、今回のように発売後の公約が覆されたことで、今後のサポート体制に対するユーザーの信用やブランドイメージが揺らぐ可能性も懸念されています。

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Android 17Xperia 10 VIXperia・Sony
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