
MicrosoftのAndroid向けアプリ「Link to Windows」に、接続先のWindows PCを遠隔操作してシャットダウンや再起動、スリープにできる新機能が追加されました。最新のベータ版で展開が始まっており、PCの前にいないときでも、スマートフォンから電源操作を行えるようになります。
電源操作をまとめた新しいメニューを追加
Link to Windowsは、AndroidスマートフォンとWindows PCを連携させるためのアプリです。これまでも、PCからスマートフォンの通話やメッセージ、写真にアクセスしたり、ファイルを転送したりできました。

今回の変更は、バージョン1.26101.103.0のベータ版で確認されています。従来の「PCをロック」するボタンが「電源」に置き換えられ、タップすると電源操作用のメニューが表示される仕組みです。
メニューからは、次の操作を選択できます。
- PCをロック
- スリープ
- シャットダウン
- 再起動
これまではPCのロックが主な電源関連機能でしたが、新機能によって、日常的に利用する主要な操作をスマートフォンから実行できるようになります。
保存していないデータや更新プログラムにも配慮
シャットダウンや再起動、スリープを選択すると、操作に伴う注意事項も表示されます。たとえば、保存していないデータが失われる可能性があることを警告し、ユーザーが誤操作しないよう配慮されています。
スリープについては、PCを再び起動する際に、実際にPCの近くまで行く必要があることも案内されます。遠隔操作でスリープ状態にできても、復帰まで完全に遠隔で行えるわけではない点には注意が必要です。
さらに、Windowsの更新プログラムが保留中の場合は、更新を適用してからシャットダウンまたは再起動する選択肢も用意されています。この機能を使うと、起動中のアプリを終了し、更新プログラムをインストールしたうえで、指定した電源操作を実行します。
普段使いのPC連携がさらに便利に
PCの電源操作を遠隔で行う方法は、リモートデスクトップなどにもあります。しかし、すでにLink to WindowsでスマートフォンとPCを連携させているユーザーにとっては、別のツールを用意せずに電源操作まで行える点がメリットです。
今回の機能は、まずベータ版で展開が確認されたもので、すべてのユーザーがすぐに利用できるとは限りません。今後、正式版への展開が進めば、外出先からPCをシャットダウンしたい場合や、更新プログラムの適用を済ませておきたい場合などに役立ちそうです。


