
ソニーは、Xperia向けAndroid 17の案内ページを更新し、Xperia 1 VIIIのQuick ShareがAppleのAirDropに対応することを正式に明らかにしました。これにより、iPhoneやiPad、Macとの間で写真やファイルを直接共有できるようになる見込みです。
海外の一部では、すでにXperia 1 VIII向けのAndroid 17アップデートが提供されています。一方、アップデート後もAirDrop関連の項目が実際には利用できないとの報告があり、対応状況は不透明でした。今回、ソニー自身がAndroid 17の案内でAirDropへの対応を明記したことは、重要な進展といえそうです。
ソニーがXperia 1 VIIIのAirDrop対応を正式に案内
ソニーの公式サポートページ「Android 17でXperiaをもっと楽しく」に、新たに「iPhoneとAirDropで写真をかんたん共有(Xperia 1 VIII)」という項目が追加されました。
説明文では、Xperia 1 VIIIのQuick ShareがAirDropに対応すると案内されています。共有相手としてiPhone、iPad、Macが挙げられており、AndroidスマートフォンとApple製デバイスの間で、写真やファイルを直接やり取りできるようになる見込みです。
この項目は、9月に日本語ページが公開された時点では掲載されていなかったものです。Android 17の新機能として、ソニーが公式に対応を案内した形になります。
ただし、今回の案内はAirDrop対応を正式に示すものであり、すべての環境で実際に利用できることまで確認されたわけではありません。海外では、Android 17にアップデートしたXperia 1 VIIIで関連項目が見つかるものの、実際には利用できないという報告もあり、今後のアップデートによる対応状況の確認が必要です。
Quick ShareとAirDropの連携でファイル共有が簡単に
Quick Shareは、近くにあるAndroidスマートフォンや対応するWindowsパソコンなどと、写真やファイルをワイヤレスで共有できる機能です。
これまでは、iPhoneユーザーに写真を送る場合、メッセージアプリやメールを使ったり、クラウドストレージにアップロードして共有リンクを渡したりする必要がありました。
Quick ShareとAirDropの連携が利用できるようになれば、こうした手間を減らし、近くにいる相手へ直接ファイルを送信できます。たとえば、iPhoneとXperiaで撮影した写真をその場で交換するといった使い方も簡単になります。
この相互接続機能はGoogleのPixelシリーズから展開が始まったもので、今回ソニーがXperia 1 VIIIへの対応を案内したことで、Xperiaユーザーにも利用できるようになる見通しです。
なお、Xperia 1 VIIIでの具体的な接続手順や、iPhone側で必要となるAirDropの受信設定については、今回の案内ページでは詳しく説明されていません。
AirDrop対応が案内されているのはXperia 1 VIIIのみ
今回の案内で特に注目したいのは、対応機種としてXperia 1 VIIIだけが明記されている点です。
Android 17へのアップデート対象として案内されているXperiaは、次の5機種です。
- Xperia 1 VIII
- Xperia 1 VII
- Xperia 1 VI
- Xperia 10 VIII
- Xperia 10 VII
しかし、ソニーのAirDropに関する説明では、Xperia 1 VIII以外の機種について言及されていません。
そのため、現時点でAirDrop対応が公式に案内されているのはXperia 1 VIIIのみです。ほかの4機種についても今後対応するのか、それともハードウェアやソフトウェア上の要件によって対象が限定されるのかは分かっていません。
また、Xperia 1 VIII向けのAndroid 17アップデートが海外の一部ですでに提供されていることと、AirDrop機能が実際に利用可能であることは別の問題です。アップデートを適用しただけでは利用できないとの報告もあるため、正式な対応状況については引き続き確認する必要があります。
ソニーが公式ページでAirDrop対応を明記したことは、XperiaとApple製デバイスのファイル共有が改善されることを示す前向きな動きです。ただし、実際の提供状況や対応範囲については、今後のソフトウェアアップデートなどを通じて明らかになるとみられます。まずはXperia 1 VIIIでの正式な利用開始と、ほかのXperiaへの対応拡大があるのかに注目です。

