Xiaomi「Redmi Pad」で謎のアップデート格差、Wi-Fi版はAndroid 21まで更新もLTE版は短期サポート

Xiaomiの低価格タブレット「Redmi Pad 2 9.7」で、Wi-FiモデルとLTEモデルの間にアップデート期間で大きな差があることが分かりました。同じシリーズの製品でありながら、Wi-Fiモデルは2033年までの長期サポートが予定されている一方、LTEモデルは2029年にサポートが終了する見込みです。

Wi-Fi版はAndroid 21までアップデート対象

NotebookcheckがXiaomi Security Centerの公式情報を確認したところ、Redmi Pad 2 9.7のWi-Fiモデルには2033年4月までのアップデート保証が設定されています。

さらに、Xiaomiの案内によるとWi-FiモデルはAndroid 21までのOSアップデートが予定されています。

一方、LTEモデルのサポート終了日は2029年4月に設定されており、OSアップデートもAndroid 18までにとどまる可能性があります。

つまり、同じRedmi Pad 2 9.7という製品名でも、通信方式の違いによって、受けられるOSアップデートが大きく異なることになります。

Redmi Pad 2 9.7は、比較的手頃な価格ながら120Hzディスプレイやスタイラス入力に対応するなど、性能を最優先しなければミドルレンジに近い使い勝手を備えたタブレットです。しかし、長期間使うことを考えると、通信機能の違いだけでサポート期間にこれほど差がある点は見逃せません。

LTEモデルのサポート期間が短い理由は?

なぜLTEモデルだけサポート期間が短く設定されているのか、Xiaomiが具体的な理由を説明しているわけではありません。

ただし、その背景として考えられるのが、モバイル通信機能に関連する認証や開発コストです。

LTE対応端末では、モデムのファームウェアなどに変更を加える際、Wi-Fiモデルのようにメーカー側だけでアップデートを完結できないケースがあります。通信事業者による認証が必要になるため、地域や通信事業者ごとの対応も含めて、より多くの開発・検証作業が発生します。

さらに、LTEモデルはWi-Fiモデルより販売台数が少ない可能性もあります。タブレット市場ではWi-Fiモデルを選ぶユーザーが多いと考えられるため、販売規模の小さいLTEモデルに長期間のアップデートを提供することは、メーカー側にとってコスト面で負担が大きくなる可能性があります。

もっとも、これらはあくまで背景として考えられる要因であり、今回のサポート期間の差についてXiaomiが明確な理由を示したわけではありません。

LTE対応を選ぶならアップデート期間に注意

今回のケースで特に注目されるのは、LTEモデルのほうがモバイル通信機能を追加した上位仕様であるにもかかわらず、ソフトウェアサポートではWi-Fiモデルを大きく下回っている点です。

SIMカードを利用できることは外出先での利便性につながりますが、長期間使うことを前提にするなら、購入価格だけでなくアップデート期間も確認しておく必要があります。

Redmi Pad 2 9.7を検討している場合、Wi-FiモデルとLTEモデルでは単に通信方式が違うだけではありません。Xiaomiの公式データを見る限り、OSアップデートとセキュリティサポートの期間そのものに大きな差があるため、購入時にはモデルごとのサポートポリシーを確認しておきたいところです。

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