
Mozillaは、デスクトップとモバイル向けのFirefox 157の提供を開始しました。今回のアップデートでは、Firefoxのデザインを刷新し、タブやツールバーをコンパクトに表示できる新機能など、ブラウザーの見た目や使い勝手をカスタマイズするための機能も追加されています。
今回の刷新では、Firefoxがこれまで重視してきたオープンソースやプライバシー保護の方針を維持しながら、ブラウザー全体のデザインを現代的なものへと更新しています。Mozillaによると、デザイン変更によるパフォーマンスへの影響もないとしています。
タブやツールバーをコンパクトに表示
今回のアップデートで特に注目されるのが「Compact Mode」です。タブやツールバーのサイズを小さくすることで、Webページを表示するためのスペースを広げられます。

画面サイズの小さい端末向けには、自動的にコンパクト表示へ切り替えるオプションも用意されています。この機能はユーザーからの要望を受けて復活したものです。
デザイン面では、タブやツールバーだけでなく、新しいタブページやプライベートブラウジングなどにも新しいカラーやアイコン、テーマが取り入れられています。デスクトップとモバイルで共通したデザインを採用することで、端末が変わっても統一感のあるUIを実現しています。
テーマや新しいタブページも自由にカスタマイズ
外観を変更するためのテーマピッカーも刷新されました。新しいテーマや壁紙を簡単に探して適用できるようになり、自分好みのFirefoxにカスタマイズしやすくなっています。

新しいタブページについてもカスタマイズ機能が強化されました。ホーム画面に表示する内容を選択できるほか、よく利用するWebサイトへのショートカットを固定して整理できる専用スペースも用意されています。

AI機能の利用範囲もユーザーが管理
Firefox 157では、AI機能についてもユーザー側で細かく設定できるようになりました。
Firefoxに表示するAI機能を選択できるほか、利用するAIモデルを指定したり、AI機能がアクセスできるコンテキストの範囲を決めたりできます。AI機能を一律に提供するのではなく、ユーザー自身が利用方法を管理できる仕組みとなっています。
プライバシー重視の基本方針は継続
今回のデザイン刷新によって、Firefoxの基本的な位置付けが変わるわけではありません。Mozillaは、Firefoxが引き続きオープンソースのブラウザーとして開発され、標準でプライバシー保護機能を備えていることを強調しています。
Firefox 157はデスクトップとモバイルの両方で順次展開されており、対象ユーザーには段階的に提供されています。今回のアップデートでは、見た目を大きく変えるだけでなく、表示領域やテーマ、新しいタブ、AI機能までユーザーが細かく調整できるようになった点が特徴です。


