今月前半に海外の一部地域でリリースされたXperia 1 IIIおよびXperia 5 III向けのAndroid 12アップデート。
UIデザインについてはAndroid 12の新デザイン言語「Material You」の要素が多く、これについては評価が分かれているといった感じです。
一方、欧州版では提供が一時中断されている可能性も指摘されていますが、今のところ、これといった致命的な不具合などの報告はでてきていません。
そして今回、Android 12へアップデートをしたXperiaにおいて潜在的にかなりポジティブな変化の報告がされていることが判明しました。
以下はReddit上で行われていたAndroid 12アップデート後のXperiaのバッテリー持ちの変化に関するアンケート。
大半のユーザーがアプデ後に電池持ちが「向上」と報告
Android 12アプデ自体、海外でもまだ一部の国・地域でしか提供されていないのでほとんどのユーザーが「まだ分からない」と答えていますが、これを除くと興味深い結果に。
アップデート後にバッテリー持ちが「向上した」「悪化した」「変化なし」の割合を比較すると、全体の55％が向上した、と回答しており、「悪化した」という回答の3倍以上となっています。
また、悪化したという回答は「まだ分からない」を除いた回答のうちわずか2割未満。
OSや機種を問わず、メジャーOSアップデートの直後というのはデータの再インデックス化やシステムやアプリのバッテリー最適化が済むまで一時的にバッテリー消費量が増え、電池持ちが「悪化した」というバイアスがかかる傾向があるように思えます。
それにもかかわらず今回のXperiaでは逆にアップデート後にバッテリー持ちが向上した、あるいは変化なし、という回答が全体の8割以上を占めているというのは異例とも言えます。
控えめに言ってもXperiaでAndroid 12アップデートでバッテリー消費が早くなる、という心配はなさそうですね。
ソース：Reddit
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