Googleフォトに「Moods」登場、35mmフィルム風など写真に合わせて加工可能に

Googleは9月24日、Googleフォトの新機能を発表しました。写真をレトロな雰囲気に仕上げられる「Moods」がAndroid向けにグローバル展開されるほか、AIを使った編集機能やデジタルクローゼット「Wardrobe」の対応地域も拡大します。

「Moods」は単なるフィルターではない

今回のアップデートで追加されるMoodsは、写真にさまざまなスタイルを適用できる編集機能です。

35mmフィルムや2000年代のデジタルカメラをイメージしたスタイルなどが用意されており、選択したスタイルは写真の内容に合わせて自動的に調整されます。

単純に色味を変えるフィルターとは異なり、スタイルの適用量をスライダーで細かく調整できるほか、複数のスタイルを組み合わせて仕上がりを変えることもできます。

MoodsはAndroidユーザーを対象に、世界各地で順次提供されます。

Gemini SparkによるAI編集も強化

Googleフォトでは、Gemini Sparkとの連携も始まります。米国のGoogle AI ProおよびUltra加入者を対象に、プロンプトを入力するだけで写真を明るくしたり、共有用に仕上げたりできるようになります。

写真の背景に写り込んだ人物を削除するなど、不要なものを取り除く編集にも対応します。

ただし、Gemini Spark関連の機能は現時点では米国の対象ユーザー向けとなっており、Moodsとは提供地域が異なります。

マークアップ機能やテンプレートも追加

写真への文字入れや手書き編集を行うマークアップ機能もアップデートされます。

新たに、個人情報などを隠すための「redact pen」が追加され、写真内の機密情報を塗りつぶしたり、見えないように加工したりできるようになります。さらに、線の太さを細かく調整できるスライダーや、新しいフォントも用意されます。

「Remix」には15種類の新しいテンプレートも追加され、フォトブース風の写真やバースデーカードなどを簡単に作成できるようになります。こちらは18歳以上のAndroidおよびiOSユーザーを対象に、一部の国で提供されます。

Wardrobeは米国・インド・ブラジルへ拡大

Googleフォトの「Wardrobe」は、写真に写っている衣類を識別してデジタルクローゼットとして管理できる機能です。

登録した服を組み合わせてコーディネートを作ったり、その組み合わせを他の人と共有したりできます。

今回、Wardrobeの提供地域が拡大され、AndroidとiOS向けに米国、インド、ブラジルで利用できるようになります。

Googleフォトは今回のアップデートで、従来の写真管理・編集アプリから、AIを使った編集やコーディネート提案まで扱うサービスへと機能を広げています。特にMoodsは、単純なフィルターではなく写真ごとにスタイルを調整できる点が特徴となっており、日常の写真を手軽に異なる雰囲気へ仕上げたいユーザーに向けた新機能となりそうです。

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