
Googleの最新スマートフォン「Pixel 11」シリーズに搭載されるカメラアプリ「Pixel Camera 11」では、撮影時の操作性を高めるいくつかの新機能が追加されています。設定を素早く変更できるクイックアクセスのデザインが刷新されたほか、カメラ起動時に最初から動画撮影モードを開ける新しい「起動モード」も用意されています。一見すると小規模な変更ですが、カメラを頻繁に利用するユーザーにとっては便利なアップデートとなりそうです。
クイックアクセスの操作部がダイヤル風デザインに
Pixel Camera 11では、フォーカスや露出などを素早く調整できるクイックアクセスコントロールがリニューアルされました。従来の横長のスライダーから、よりコンパクトなダイヤル風のデザインへ変更され、画面上での見た目もすっきりしています。
設定できる項目には、フォーカス、Looks、露出、シャドウ、ホワイトバランス、シャッター速度、ISOなどが含まれます。また、アプリの設定画面にはクイックアクセス専用のメニューが新設され、表示する項目などをカスタマイズできるようになっています。
ただし、この機能は初期状態ではオフになっている点には注意が必要です。有効にした後も常に画面上に表示されるわけではなく、ファインダー部分をタップすることで画面の左右にコントロールが表示される仕組みとなっています。
撮影画面をシンプルに保てる一方で、機能の存在に気付きにくいという側面もありそうです。
よく使う撮影モードを最初から起動可能に
もう一つの新機能が「起動モード」です。これまではカメラアプリを起動すると基本的に写真モードが開きましたが、Pixel Camera 11では動画モード、または「Magic Capture」を初期画面として設定できるようになりました。
通常のアプリアイコンからの起動だけでなく、電源ボタンのダブルタップなどのカメラショートカットでも設定が反映されるため、動画を撮影する機会が多いユーザーにとっては操作の手間を一つ減らせることになります。
なお、「Magic Capture」は現時点ではPixel 11シリーズ向けの機能とされています。
今後は旧Pixelにも提供される可能性
今回追加されたクイックアクセスの新しいメニューや起動モードについては、現時点ではPixel 11シリーズで確認されている機能です。ただし、Googleはこれまでも新機種向けに導入したカメラアプリの機能を、後から旧モデルへ提供してきたケースがあります。
「Magic Capture」についてはハードウェアや処理能力との兼ね合いもあり対応状況は未知数ですが、クイックアクセスや起動モードといったソフトウェア中心の機能については、今後ほかのPixelにも展開される可能性がありそうです。
派手な新機能ではないものの、Pixel Camera 11は日常的な撮影での使いやすさを細かく見直したアップデートと言えそうです。


