
Samsungの次期フラッグシップとなるGalaxy S27シリーズについて、背面カメラのデザインを大きく変更する可能性が浮上しました。WIPO(世界知的所有権機関)のGlobal Design Databaseに掲載された特許関連の線画から、3つのカメラを横一列に配置した新しいカメラモジュールの姿が確認されています。
Galaxy S27はカメラを横長バーに統合?
今回確認された図面では、3つのカメラセンサーが横方向に並び、それらを1本の長い水平バーのようなパーツにまとめたデザインになっています。
現在のGalaxy Sシリーズとはかなり印象が異なりますが、デザインとしてはGoogleのPixel 11シリーズに採用されているカメラバーにも近く、Samsungが過去にGalaxy S10で採用していた一体型のカメラモジュールを思わせるスタイルでもあります。

特に興味深いのが、カメラ部分が背面ガラスから大きく飛び出していないように見える点です。現在のスマートフォンではカメラの大型化に伴ってカメラ部の出っ張りも目立つようになっていますが、もしGalaxy S27でこれが抑えられれば、背面の見た目はかなりすっきりしそうです。

ただし、特許図面だけで実際の厚みを判断するのは難しいでしょう。こうした図面では製品の実寸や細かな立体感が正確に表現されているとは限らないため、実機でもカメラ部分がほぼフラットになるとは考えにくいところです。
カメラの出っ張りは小さくなる可能性も

カメラの出っ張りを完全になくすには、レンズやセンサーなどの光学系を小型化する必要があります。Galaxy S27シリーズではカメラ性能の向上も期待されているため、単純にカメラを薄くするだけでは性能との両立が難しくなります。
そのため、今回のデザインが採用されたとしても、カメラ部が完全にフラットになるというよりは、現在よりも出っ張りを抑えた形になる可能性のほうが現実的です。
カメラの出っ張りが小さくなれば、スマートフォンを机の上に置いた際のガタつきが抑えられるほか、ケースの設計にも余裕が生まれます。さらに、今後Samsungが磁気式ワイヤレス充電などの機能を強化する場合にも、背面の内部レイアウトを見直すメリットがありそうです。
本体全体のデザインは大きく変わらない?
一方で、今回の図面を見る限り、Galaxy S27シリーズの本体そのものを全面的に作り直すわけではなさそうです。
角が丸みを帯びた形状やフラットな側面など、Galaxy Sシリーズらしい基本的なデザインは維持されており、主な変更点は背面カメラの処理に集中しているように見えます。
SamsungはGalaxy S22シリーズ以降、カメラレンズがそれぞれ独立して配置されたようなデザインを採用してきました。今回の横長バーが実際に製品化されれば、この流れから再び一体感のあるカメラモジュールへと方向転換することになります。
ただし、特許として登録・出願されたデザインがそのまま製品になるとは限りません。メーカーが複数のデザイン案を検討する過程で出願するケースもあるため、現時点ではGalaxy S27の最終デザインと断定することはできません。
Galaxy S27シリーズの正式発表は2027年初頭になるとみられており、Samsungにはまだ仕様やデザインを変更する時間があります。今回の横長カメラバーが実際の製品に採用されるのか、今後のリークや公式情報に注目したいところです。


