GoogleのPixelスマートフォン向けに1月のセキュリティーパッチを含むファームウェアアップデートの提供が開始された模様です。
アップデート内容は以下の通り:
フレームワーク
画面ロックを設定していない場合、不在着信後に画面がロックされる問題を修正 *[1]ネットワーク&通話
ネットワークに関する一般的な修正と改善
一部のサードパーティアプリがインストールされた状態で、特定の条件下で緊急通報ができない問題の修正 *[4]電源
特定の条件下で、アプリをアップデートした後にPixel Standのセットアップが開始できない問題の修正 *[2]システム
一部のネットワークにおいて、ネットワークメニューのデータ使用量計算が正しく行われない問題の修正 *[1]ユーザーインターフェース
ロック画面のアシスタントオーバーレイを解除する際に黒い枠が表示される問題の修正
特定の条件下でシステムUIにメモリリークが発生する問題の修正 *[1]
特定の条件下でデバイスの向きを変更すると、ナビゲーションバーが非表示になる問題を修正 *[1]
特定のアプリでPIPウィンドウが正しくレンダリングされない問題の修正 *[1]Wi-Fi
特定の条件下でWi-Fiネットワーク接続が切断される問題の修正 *[3].*[1] : Pixel 3a、Pixel 3a XL、Pixel 4、Pixel 4 XL、Pixel 4a、Pixel 4a(5G)、Pixel 5、Pixel 5a(5G)、Pixel 6 & Pixel 6 Pro
*[2] : Pixel 4 / XL、Pixel 5、Pixel 6、Pixel 6 Pro
*[3] : Pixel 6 & Pixel 6 Pro。
*[4]: Pixel 3、Pixel 3 XL、Pixel 3a、Pixel 3a XL、Pixel 4、Pixel 4 XL、Pixel 4a、Pixel 4a(5G)、Pixel 5、Pixel 5a(5G)、Pixel 6 & Pixel 6
なお、今回のアップデートですが、Pixel 6/6 Proに対してはリリースが遅れるとのこと。
当サイトでもお伝えしましたが、Pixel 6シリーズでは12月アップデートで電波ロストが頻発するという不具合が多発。
そのため、Google先日同アップデートの配信を中断しており、今月中に配信を再開することを公式に明らかにしました。
(さらに一部ではこの電波ロスト問題は12月アプデ前の現行ファームウェアでも報告があります。)
その結果、日本を含むほとんどの国・地域でPixel 6/6 Proだけはセキュリティーパッチが11月のまま、という状態になっており、今回の他のPixel機種へのアップデート2か月分の差ができてしまった、ということになります。
最新Pixelのアップデートが旧モデルよりも遅れる、というのはかなり珍しく(というか初めて?)で、これについては一部でTensorチップとセットになっているサムスン製のモデムチップに問題があるのでは?といった指摘の声もあります。
ちなみにこの感じだと、Pixel 6シリーズに対して次回提供されるアップデートは12月ではなく1月分のセキュリティーパッチを含んだものになる可能性もありそうですね。
ソース: Pixel Phone Help
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