Samsung、Exynos 2800で大転換か レイトレーシングを超える技術導入の噂

Samsung Electronicsの次世代チップ「Exynos 2800」に関する新たなリーク情報が登場しました。GPU性能を大幅に引き上げるため、従来のレイトレーシングではなく、さらに高度な「パストレーシング」対応を目指している可能性が浮上しています。

Exynos 2800はApple M7対抗を視野か

今回の情報によると、SamsungはExynos 2800をスマートフォン向けSoCにとどめず、Chromebook向けにも展開する計画を進めているようです。

特に注目されているのは、Appleの「Mシリーズ」に対抗する戦略です。Appleはスマートフォン向け技術をベースにノートPC向けチップを展開していますが、Samsungも同様にモバイルSoCをPC分野へ拡大しようとしているとみられます。

リークでは、Samsungが将来的にAppleの「M7」クラスを視野に入れているとも伝えられています。

GPUはレイトレーシングからさらに進化?

最大の注目点はGPU周りです。Exynos 2800では、Samsung独自GPU「Xclipse」シリーズの次世代版が搭載されるとされており、その中でパストレーシング対応が検討されているとの情報があります。

パストレーシングは、一般的なレイトレーシングよりもさらに高度な光表現技術です。光の反射や陰影をより現実に近い形でシミュレーションできる一方、計算負荷は大幅に高くなります。

現在のゲーム用途では、リアルタイム処理の負荷を抑えるため、簡略化したレイトレーシングが主流です。しかし、パストレーシングは映画やVFXなど、高品質レンダリング分野で利用されるケースが多く、モバイル向けSoCでの対応は極めて野心的な挑戦と言えます。

1.4nmプロセス採用の噂も

今回のリークでは、Exynos 2800がSamsung初の1.4nmプロセス採用チップになる可能性も示唆されています。

CPU構成は10コア構成とされ、高クロック動作のPrimeコアに加え、大容量キャッシュや広帯域バス設計によって、CPUとGPU間の遅延を最小限に抑える設計が検討されているようです。

特にシステムレベルキャッシュが大幅に増強されるとの情報もあり、GPU性能を最大限引き出すための構成になる可能性があります。

Chromebook版も投入か

Samsungは以前からノートPC市場へのSoC展開を模索してきましたが、今回の情報ではChromebook向けExynos 2800も準備中とされています。

もし実現すれば、モバイル向けアーキテクチャをベースとした省電力ノートPC戦略が本格化することになります。AppleのMacBook路線を強く意識した動きと見ることもできそうです。

現時点ではあくまでリーク段階

ただし、今回の情報は現時点ではリークベースであり、Samsungが正式に認めたものではありません。特にパストレーシングのような高度技術は、消費電力や発熱面で大きな課題もあるため、実際にどこまで実装されるかは不透明です。

それでも、Exynosシリーズが再びハイエンド市場で存在感を高めようとしていることは確かです。SamsungがGPU分野でどこまで大きな進化を実現できるのか、今後の情報に注目が集まりそうです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Galaxy
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク