Samsungの新チップ「Exynos 1680」が認証通過 次期Galaxy A57への搭載が濃厚に

Samsungが準備を進めている新型ミドルレンジ向けチップ「Exynos 1680」が、Bluetooth SIGの認証データベースで確認されました。次期Galaxy A57に採用される可能性が高まっており、通信機能の強化が特徴のひとつとなりそうです。

Bluetooth 6.1に対応 前世代から大きく進化

今回の認証情報によると、Exynos 1680はBluetooth 6.1をサポートします。前モデルのExynos 1580(Galaxy A56やGalaxy Tab S10 FEシリーズに搭載)がBluetooth 5.3止まりだったことを考えると、無線接続の安定性や通信速度などで大きな改善が期待できます。

8コア構成とXclipse 550 GPUを搭載か

Geekbenchに登録された仕様からは、Exynos 1680の詳細な構成も見えてきます。2GHz駆動の「プライムコア」を1基、1.95GHzの高性能コアを4基、1.70GHzの省電力コアを3基という計8コア構成が採用されており、ミドルレンジながら処理性能も堅実に底上げされている印象です。

さらに、GPUにはXclipse 550が統合され、1,306MHzで動作する2基のコンピュートユニットを備えるとの情報も記載されています。ゲームやグラフィック処理の強化も期待できそうです。

折りたたみ新モデル「Galaxy Z Tri-Fold」の型番も確認

Bluetooth SIGのデータベースには、Exynos 1680以外にも興味深い情報が掲載されています。例えば、通信チップ「Exynos S6568」や、Samsung初のトライフォールド端末とされるGalaxy Z Tri-Foldの型番(韓国向けSM-D639N、中国向けSM-D6390)が確認されました。

このTri-Fold端末は、12月5日に正式発表されるとの噂が強まっており、すでにIMDA(シンガポールの認証機関)での認証も通過したと言われています。

今後のSamsungミドルレンジに広がる可能性

Exynos 1680が登場したことで、Samsungの2025年ラインナップに向けた準備が本格化していることがうかがえます。Galaxy A57への搭載が事実であれば、通信と処理性能の両面で着実な進化を遂げたモデルになるはずです。

続報が入り次第、改めてお伝えいたします。

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