ソニーモバイルが2025年に投入するXperiaシリーズは、すでに発表済みの「Xperia 1 VII」と、秋発売が確実視されるミッドレンジ「Xperia 10 VII」の2モデルが有力視されています。しかし最近、認証機関の資料に謎の型番「XQ-FC72」が記載されていたとの情報が話題を呼んでいます。この“3機種目”はいったい何者なのでしょうか。
「XQ-FC72」は既存モデルと型番が異なる
以下はWeibo上のユーザーが一時的に投稿していた内容と画像で、画像は台湾の認証機関NCCのサイト上のものだと思われます。
そして、他の既存Xperiaと一緒に「XQ-FC72」という型番が記載されているのが分かります。
投稿者はこれについて「Xperia 10 VII」である可能性を示唆していますが、先日、Xperia 10 VIIの型番は「XQ-FExx」となることが判明しているので、この「XQ-FCxx」がXperia 10 VIIでないことは確かです。
一方、Xperia 1 VIIの型番は「XQ-FSxx」なので、この「XQ-FC72」という型番はXperia 1 VIIでも10 VIIでもない、3つ目の2025年モデルのものということになります。
候補として浮上するのは…？
型番「XQ-FC72」の正体として考えられるのは以下の3機種です。
- Xperia 5 VII
かつては1シリーズの弟分として人気を博したものの、近年は廃版の噂が絶えず、可能性は低いと見られます。 - Xperia ACE 4
日本市場向けの廉価モデルで、台湾など海外の認証を通るケースがまれなことから、候補から外れる可能性が高いです。 - 新型Xperia Pro II（仮称）
Proシリーズ復活の可能性を期待する声がありますが、2025年の発売計画について信頼できるリークはまだほとんど出ておらず、確定情報には至っていません。
発表時期はXperia 10 VIIよりも前か
もし「XQ-FC72」が実在する型番であれば、Xperia 1 VII（1月発表）とXperia 10 VII（秋発表）の中間に第3モデルが早期発表されるシナリオも考えられます。ソニーが年内にさらにラインナップ拡大を図るのか、今後の追加情報に注目が集まります。
現状はあくまで未確定情報の域を出ませんが、新型Xperiaのリリーススケジュールに思わぬサプライズが潜んでいるかもしれません。今後の公式アナウンスや認証資料の更新をチェックしていきたいところです。
