
画面回転ボタンの「邪魔な配置」にユーザー困惑
Googleの最新OS Android 15 が国内でも順次配信され、Xperiaをはじめとする主要モデルへのアップデートが完了しました。しかし、その新仕様の一部に「使いづらい」との声が上がっています。特に話題となっているのが、画面回転ボタンの表示位置 です。
Android 15では、画面の自動回転をオフにしていると、端末を少し傾けただけでも 画面左下に回転アイコンが表示 される仕様になっています。この変更により、一部のアプリでは ホームボタンと重なり、誤タッチを誘発 するケースが報告されています。
実際、X(旧Twitter)でも「ボタンが邪魔」「誤タップが増えた」との不満の声が相次いでいます。
📌 ユーザーの声
- 「画面回転ボタンがホームボタンの上にくるから、誤タップが増えた…」
- 「ちょっと傾けるだけで出てくるの、正直いらない」
- 「前の仕様に戻せないの?」
画面回転ボタンを消す方法
現在のところ、Googleから公式な修正は発表されていませんが、一部のユーザーが ADBコマンド を利用してこの問題を解決する方法を共有しています。
回転ボタンを非表示にする手順(自己責任)
- PCとスマホを接続し、ADB環境を設定
- 次のコマンドを実行 shellCopyEdit
adb shell settings put secure show_rotation_suggestions 0
- もし「パーミッションが拒否されました」と表示された場合は、
- 開発者向けオプション で「アクセス許可の監視を無効にする」をONにする
- 端末を再起動し、再度PCに接続
ただし、この方法は 開発者向けの設定変更を伴うため、知識のない方には推奨できません。誤った操作をすると、OSの動作に影響を与える可能性もあるため、試す場合は十分に注意が必要です。
今後の改善に期待
Android 15の新機能として導入された回転ボタンの仕様変更ですが、実際には「使い勝手が悪くなった」との声が多く、今後のアップデートで修正される可能性もあります。Googleがこの問題を認識し、改善策を提供するかどうか、今後の動向に注目が集まります。