Googleの次期フラッグシップスマートフォン「Pixel 10」のCADレンダリング画像がリークされました。今回の情報提供者は著名リーカーのOnLeaks氏。これにより、Pixel 10のデザインやおおよそのサイズ感が明らかになりました。発売時期は2025年8月が予定されているとみられています。
Pixel 10のサイズはPixel 9とほぼ同じ？
リークされた情報によると、Pixel 10は6.3インチのディスプレイを継続採用し、背面にはトリプルカメラを搭載するとのこと。端末の寸法は152.8 × 72 × 8.6mmで、カメラモジュール部分を含めると最厚部は12mmになるようです。
前モデルのPixel 9（厚さ8.5mm）と比べると、わずかに厚くなっていますが、大きな変化は見られません。ディスプレイサイズや筐体サイズがほぼ同じということは、ベゼル幅もほぼ据え置きとなる可能性が高そうです。最近のPixelシリーズではベゼルの左右対称化が進んでおり、今回のモデルでもその流れは継続すると予想されます。
フラットデザイン継続＆独特のボタン配置も健在
Pixel 10は引き続き、フラットな側面デザインを採用しています。ただし、エッジ部分はわずかに丸みを帯びており、持ちやすさを考慮した仕上がりになっているようです。また、側面はマット仕上げとなり、手に馴染みやすい質感が維持されるとみられます。
さらに、Pixelシリーズの特徴ともいえる「逆配置」のボタンレイアウトも健在。一般的なスマートフォンは、電源ボタンがボリュームボタンの下に配置されますが、Pixel 10では引き続き電源ボタンがボリュームボタンの上に配置されています。この配置はPixelシリーズのアイデンティティの一つとして定着しつつあります。
Android 16をプリインストールして登場か？
Pixel 10の開発コードネームは「Frankel」とされ、デザイン面での大幅な変更は見られないものの、ソフトウェア面では最新のOSが搭載される可能性が高いです。Googleは毎年6月に新OSを正式リリースしており、Pixel 10の発売が8月と予想されることから、Android 16がプリインストールされると考えられます。
デザインの変化は控えめなものの、ソフトウェアやカメラ性能の進化に期待が集まるPixel 10。今後のさらなる情報に注目です。
追記：ほぼ同時に同じソースからPixel 10 Proのデザインもリークされていました。
無印のPixel 10同様、前モデルからのデザイン的な変更は最小限にとどめられるようです。
