
スマートフォンの大型化が進む中、コンパクトモデルの需要が再び高まっているようです。著名なリーカーDigital Chat Station(DCS)によると、2025年前半に3つのミニスマホが発表予定で、そのうちの1つはOppo製であることが明らかになりました。
中国市場で高まるコンパクトスマホ人気

中国では、Vivoの「X200 Pro Mini」が発表されて以降、各メーカーがコンパクトモデルの開発に力を入れていると報じられています。DCSの情報によると、3機種とも2025年前半、具体的には4月上旬から中旬にかけて登場する見込みです。
これらのスマートフォンは共通して6.3インチのフラットディスプレイを採用し、超狭ベゼル・メタルフレームを備えつつ、大容量バッテリーを搭載するといいます。また、それぞれ異なるチップセットを採用しており、以下のような構成になるとのことです。
- 第1モデル:MediaTek Dimensity 9400(+)
- 第2モデル:Snapdragon 8 Elite
- 第3モデル:Dimensity 9300+
Oppoの新モデル「Find X8 Mini」登場か?
DCSによれば、Oppoはすでにコンパクトスマホの発表準備を終えているとのこと。
この新機種は「Find X8 Mini」と呼ばれ、以下のようなハイスペックを備えていると予想されています。
- 6.3インチ LTPOディスプレイ(1.5K / 2640×1216px 解像度)
- MediaTek Dimensity 9400 チップ搭載
- ハッセルブラッド監修のペリスコープレンズ
- IP規格の防水性能
- 50Wワイヤレス充電対応
- 光学式指紋センサー、3段階プッシュ式ボタン
- トリプルカメラシステム
- 50MP(1/1.56インチ f/1.8 OIS付き)メインカメラ
- 50MP(f/2.0)超広角カメラ
- 50MP(f/2.8)ペリスコープ望遠カメラ(3.5倍ズーム、0.6X~7X焦点距離)
また、本体の厚さはわずか7mmと、薄型デザインであることも注目されています。
OnePlusやHonorもコンパクトモデルを開発中
Oppo以外にも、HonorとOnePlusがコンパクトスマホを開発していると噂されています。特にOnePlusは、「OnePlus 13T」とみられるモデルを準備しており、デュアルカメラ&6000mAhの大容量バッテリーを搭載すると報じられています。
2025年前半は、各メーカーからハイエンドなコンパクトスマホが続々登場しそうです。近年のスマホは大型化が進んでいましたが、ここにきてコンパクトモデルの人気が再燃するのか、今後の動向に注目です。