
Googleフォトが昨年11月に導入した「パートナー共有」の仕様変更が、多くのユーザーから不満の声を集めていました。しかし、Googleはこの変更を撤回し、スクリーンショットや他のアプリで保存した画像も、再びパートナー共有に含めることができるようになりました。
パートナー共有の“改悪”に不満の声
Googleフォトは、Androidユーザーにとって最も便利な写真管理アプリの一つです。使いやすさや高度な検索機能により、多くの人が日常的に活用しています。
しかし、2023年11月、Googleはパートナー共有機能に変更を加え、スクリーンショットや他のアプリで保存した画像を、自動共有の対象から外しました。この変更により、これまでパートナーとスムーズに共有できていた画像が突然見られなくなり、多くのユーザーが不便を感じることに。Googleは「パートナーのフィードを整理し、不要な画像を減らすため」と説明していましたが、むしろ「必要な写真まで共有できなくなった」と不満の声が相次ぎました。
ユーザーの選択肢が復活
今回の撤回により、ユーザー自身がスクリーンショットや他のアプリで保存した画像を、パートナー共有に含めるかどうか選べるようになりました。デフォルトではこの設定は無効になっていますが、設定メニューからオンにすることで、以前のように全ての写真を共有できます。
さらに、この設定変更は過去の画像にも適用されるため、わざわざ1枚ずつ手動で共有し直す必要はありません。設定を変更するだけで、以前と同じ状態に戻すことが可能です。
Googleの対応に安堵の声も
Googleフォトは便利な機能を提供し続けていますが、時折「余計な改変」によってユーザーの不満を招くこともあります。今回のパートナー共有の仕様変更もその一例でしたが、最終的にはユーザーの要望を受け入れ、機能を元に戻したことは評価できます。
もし「以前のパートナー共有の仕様に戻したい」と思っている人は、設定を見直して「すべての写真を共有」に変更することで、スクリーンショットや他のアプリで保存した画像も含めることができます。詳細な手順はGoogleの公式ヘルプを参考にするとよいでしょう。