最近、OPPOやvivo、OnePlus、HONORなどのメーカーからSnapdragon 8 Elite搭載の次世代フラッグシップAndroidスマートフォンが続々と登場しています。
その中で、中国のスマートフォンブランドNubiaを手掛けるZTE関連会社の社長、倪飛(Ni Fei)氏が競合他社に対し大胆な批判を展開しました。
倪氏は自身のWeibo(中国版Twitter)アカウントで、多くのブランドが「フラッグシップチップ」を搭載しているだけの「偽フラッグシップ」を発売していると指摘。その背景には、Snapdragon 8 Eliteチップのコストを言い訳に、他の性能や仕様を意図的に引き下げていると主張しました。
また、同氏はNubiaの最新モデル「Z70 Ultra」が競合製品と一線を画している点を強調しました。
例えば、多くのハイエンドカメラフォンに見られる円形カメラモジュール、いわゆる「オレオデザイン」を採用していない点を挙げています。さらに「果物はない」とも発言。これは、iPhoneを彷彿とさせるデザインに対する暗喩であり、最近話題になったvivo X200 Pro MiniやOPPO Find X8のような丸みを帯びた角やフラットフレームのデザインを批判したものと考えられます。
倪氏は続けて、競合他社が利益を追求するあまり「全体的にスペックを削減し、デザインを模倣している」と非難しました。
こうした発言は、Nubiaが自社製品の独自性や品質をアピールする一方で、競争の激しいスマートフォン市場における差別化を強調する狙いがあると言えそうです。
スマホ業界の進化が目覚ましい一方で、このような議論はユーザーにとって選択肢を見極める重要な指標となるかもしれません。果たして次世代スマートフォンの「本物のフラッグシップ」とは何なのか、今後の動向に注目です。
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