最近Gmailの通知が来ない・鳴らない？原因は「同期」の表示バグかも

ここ最近、AndroidユーザーからGmailの通知が来ない、通知音が鳴らない、Gmailアプリを開かないとメールが届かない、といったトラブルの報告を頻繁に見かけます。

この問題、日本ではXperia 1 IIIやXiaomi Mi 11 5Gといった比較的新しい機種でよく見かけますが、調べてみるとAndroid 11搭載機種を中心に他のモデルでも発生している模様（なぜ新しい機種での報告が多いのかは不明）。

Gmail通知が来ない問題の検証

まず、Gmailアプリの通知ですが、当然、Gmail側でメールの同期がオンになっていないとメールは受信されないわけで、通知も来ません。

よって、この同期設定をオンにする、ということまではほとんどの方が知っており、おそらくチェック済みという方が大変ではないでしょうか。

また、Gmailの同期の確認方法はGoogleも正式に案内しています：

ただ、ちょっと調べたところ、ここ最近Gmailではこの同期がオン、つまりチェックが入っていても実際には同期が無効化されている、というケースが度々発生している模様。

これはあくまで素人の仮説ですが、Gmailではアップデートをトリガーにこの同期の設定が一部でシステム側？でリセットされてオフになっている同期が、インターフェイス上ではそのまま「オン」になってしまうという表示バグが起きることがあるようです。

つまり、表示上はオンのGmai同期が実際にはオフになっていることがある、ということ。

これについては一部ではGmail側ではなく、Google Play開発者サービスやWebviewのアップデートが関連しているという指摘も見られますが、はっきりとしたことは不明。

ただいずれにせよ、この「Gmaiの通知が来ない」不具合は厳密には通知が来ない・鳴らないのではなく、同期がされないためにメール自体が端末に届いていない、という事だと思います。

もちろん、通知関連の問題は省電力設定や他の原因がある場合もあるので、これですべてのケースが改善するとは限りません。

ただ、同期のオフ→オン自体はほんの数秒でできることなので、効果がなくとも何かが悪化したり、設定が変わることすらありません。
よって、Gmailの通知が来なくてお困りの方は、一度だめもとでお試しください。