Xperia 1 VとXperia 10 Vが生産開始？最新2機種の国内向けモデルの存在も示唆

ソニーモバイルの2023年Xperiaラインナップ。

Xperia 1 Vや5 V、10 Vといったレギュラーシリーズの新型モデルが展開されることはほぼ確実だと思われますが、まだこれらの機種の存在を確認できる認証機関などの公的情報はまで出てきていません。

そんな中、この2023年版最新Xperiaの生産状況に関する情報がリークされていました。

Xperia 1 VとXperia 10 Vの生産が開始？

今回の情報によると「PDX233」と「PDX235」という2つのXperiaモデルの生産が開始された、とのこと。

このPDXxxxは型番とは異なるXperiaの「開発コード」と呼ばれるもののようで、最初の2つの数字（23）は年式を表している模様。（例：Xperia 1 V=PDX-223）
ただ、過去モデルを見る限りでは最後の数字に関しては法則性が皆無で、この数字から機種を推測することはできません。

一方、今回の投稿によると、この2機種のうち、1機種はフラッグシップでもう1機種はミッドレンジ機種、とのことで、タイミングから考えればこれらはXperia 1 VとXperia 10 Vである可能性が高そう。

「ミッドレンジ機種」に関してはXperia ACE IVの可能性もありますが、同シリーズは基本的に国内専売モデルのはずなので海外版を表す「a」や「c」は存在しないはず。

もちろん、今年度モデルからACEシリーズもグローバル展開するという可能性も皆無ではありませんが、やはり可能性としてはXperia 10 Vである可能性の方が高いと思います。

また、それぞれのコード名の後にあるアルファベットは国や地域、キャリアを表していると思われ、過去のパターンからすると：

a＝欧州・米国版
c＝中国・その他アジア版
j＝国内SIMフリー・楽天モバイル版
k＝au
n＝ドコモ
s=ソフトバンク

となります。

よって、今回の情報が正確なものであれば、これら２つの最新Xperiaは国内でもドコモ、au、ソフトバンクが取り扱い、そしてSIMフリー版と（か）楽天モバイル版が存在する、ということになります。

ちなみに昨年のXperia 1 IVはドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリー版が展開。
Xperia 10 IVはこれら3キャリアに加えて楽天モバイルも取扱い、さらに複数のMVNOからSIMフリー版が展開されました。

なお、もし今年のXperia 1 VやXperia 10 Vのリリースが前モデルと同じようなスケジュールとなるのであれば、この時期に生産開始、というのは少し早すぎるような気もします。
（通常、「生産開始」の情報がでてくるのは大まかにリリースの2〜3か月前といった感じです）

となると、可能性としては今回の情報が全くの「誤報」、あるいはXperia 1 VやXperia 10 Vのリリースが例年より前倒しで発表・発売されるということもありえそうです。