本日クアルコムが正式発表したミッドレンジおよびエントリー向けスマートフォン向けの最新チップセット、Snapdragon 6 Gen1およびSnapdragon 4 Gen1。
いずれも今年後半から来年にかけての「主力チップ」になると思われますが、今回、XDAがそれぞれのチップセットの性能を紹介していました。
Snapdragon 6 Gen1
Snapdragon 4 Gen1
Snapdragon 6 Gen1の性能進化はスゴそう…
XDAによると、Snapdragon 6 Gen1の性能は前チップに相当するSnapdragon 695からGPU性能が35%アップ、CPU性能は40%もアップするとのこと。
一方、Snapdragon 4 Gen1についてもSnapdragon 480+と比較してGPU性能が10%、CPU性能が15%となる模様です。
ちなみに、nanoreviewによると、SD695のベンチマークスコアは:
Snapdragon 6 Gen1が単純に4割ベンチマークスコアがアップする、と仮定すると同チップセットの各ベンチマークスコアは:
- Antutu:567,484
- Geekbench 5 (シングルコア):986
- Geekbench 5 (シングルコア):2,848
Snapdragon 8シリーズでいうと2世代前のSnapdragon 865くらいの実力がありそうです。
このSnapdragon 6 Gen1、例年通りであればXperia 10 VやAQUOSなど、国内でも複数のミッドレンジモデルに採用されるはずなので、来年のミッドレンジモデルのラインナップは結構大幅な性能アップが見込めそうですね。
なお、私が知っている限り、ここ何世代かのSnapdragon 6シリーズで1世代で性能が4割もアップしたチップセットはなかったはずなので、そういった意味でこのSD6Gen1はなかなか注目度の高いチップセットとなりそうです。
ソース:XDA
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