
Googleが展開するノートPC「Googlebook」に、現行モデルよりも価格を抑えた新機種が登場する可能性があると報じられています。開発者向けのChromium Gerritに投稿されたコードから、QualcommのSnapdragonプロセッサを搭載した廉価モデルが開発されていることを示唆する情報が見つかったといいます。
Googleやハードウェアパートナーは、現時点で新モデルの存在や発売時期を正式に発表していません。しかし、現行のGooglebookは最安モデルでも899ドルと高価なため、より幅広いユーザーに普及させるには、低価格帯の製品が必要になりそうです。
Snapdragon Cシリーズ採用で価格を引き下げか
Android Headlinesによると、開発中とされる廉価モデルは、内部で「Dougie」ファミリーと呼ばれているようです。Chromium Gerritの情報から、これらの機種にはQualcomm製のSnapdragonチップが採用される可能性があるとしています。
具体的なプロセッサとしては、Snapdragon X2 Plusに加え、Qualcommが2026年5月に発表したSnapdragon Cシリーズが候補に挙がっています。ただし、どのチップが実際に採用されるのかは確定していません。
Snapdragon Cシリーズは、低価格ノートPC向けのプロセッサとして位置付けられており、Qualcommは300ドル以上の価格帯をターゲットにすると説明しています。このため、新型Googlebookも300ドル(約4.5万円)前後からの価格設定になる可能性はありますが、現時点で具体的な販売価格は明らかになっていません。
ストレージ構成や通信機能にも違いか
廉価モデルでは、プロセッサだけでなく、ストレージ構成もコストを抑えるために調整されるとみられています。報道によると、eMMCを採用した柔軟なストレージ構成が検討されているようです。
また、通信機能はWi-Fiのみに対応し、モバイルデータ通信には対応しないとされています。こうした仕様の制限によって製造コストを抑え、現行モデルよりも手頃な価格を実現する狙いがあると考えられます。
ただし、これらの仕様は開発情報をもとにした報道であり、正式に発表されたものではありません。
現行モデルは最安でも899ドル
現在販売されているGooglebookは、基本構成でも899ドルからとなっており、上位モデルでは1,299ドルに達します。メモリやストレージの容量を増やせば、さらに価格が上がる場合もあります。
この価格帯では、Chromebookなどの低価格ノートPCを求めるユーザーにとって、購入のハードルが高いのも事実です。数百ドル安いモデルが追加されれば、これまで価格を理由に購入を見送っていた層にも選択肢が広がる可能性があります。
現時点では、発売時期や日本での展開についても情報はありません。Snapdragon搭載の廉価モデルが実際に登場するのか、またどこまで価格を抑えられるのかが今後の注目点となりそうです。


