
Googleが展開するAndroid搭載ノートPC「Googlebook」に、Samsungが参入する可能性が浮上しました。Geekbench 7.1.0のデータベースにSamsung製とみられる未発表ノートPCが登場し、Snapdragon X Eliteと16GBのRAMを搭載していることが確認されています。
Samsung製GooglebookがGeekbenchに登場
今回確認されたモデルの型番は「Samsung XE940XSA」です。現時点では製品名は明らかになっておらず、Samsungが実際にどのような名称で発売するのかは分かっていません。

Geekbenchでは、この端末のプロセッサが「Hamoa」と記録されています。これはQualcommがSnapdragon X Eliteに使用しているコードネームで、ベンチマーク結果からは12コアのOryon CPUとAdreno X1-85 GPUを搭載したSnapdragon X Eliteであることが示されています。
さらに、Geekbenchに記録された動作クロックから判断すると、搭載チップは「Snapdragon X Elite X1E-80-100」とみられます。このチップは、すでにDellやHPのGooglebookにも採用されています。
16GB RAMを搭載、ストレージ容量は不明
メモリ容量は16GBと記録されています。これまでに登場したGooglebookはいずれも16GBのRAMと512GBストレージを搭載していますが、SamsungモデルについてはGeekbenchからストレージ容量までは確認できません。
OSはAndroid 17となっており、従来のChromebookとは異なるGooglebookプラットフォームを採用していることも分かります。
GooglebookはAndroidをノートPC向けに最適化した新しいプラットフォームで、現在はAcer、ASUS、Dell、HP、Lenovoなどが対応製品を展開しています。Samsungも加わることになれば、Galaxyブランドとの連携を含めた独自のUIや機能が用意される可能性があります。
SamsungはSnapdragon X Elite搭載PCをすでに展開
Samsungにとって、Snapdragon X Elite搭載ノートPCそのものは初めてではありません。
2024年にはWindows 11を搭載した「Galaxy Book4 Edge」を発売しており、14インチモデルにはSnapdragon X Elite X1E-80-100、16インチモデルには上位のX1E-84-100を採用していました。
その後、SamsungはSnapdragon X2 Eliteを搭載する「Galaxy Book6 Edge」も投入しています。今回のGooglebookでは一世代前のSnapdragon X Eliteが採用されるようですが、GooglebookではDellやHPも同じX1E-80-100を採用しています。
一方、Acer、ASUS、LenovoのGooglebookはIntel Core Ultra 5を搭載しており、現時点ではSnapdragonとIntelの2系統に分かれています。
Samsung製Googlebookの正式名称や発売時期、価格、ディスプレイサイズなどはまだ明らかになっていません。Geekbenchへの登場は製品化を示す材料の一つではあるものの、Samsungから正式な発表があるまでは詳細は不明です。
