
Garminが、旧フラッグシップスマートウォッチ「Fenix 6」シリーズ向けに、新たなソフトウェアアップデートを提供しています。Fenix 6シリーズに新しいアップデートが配信されるのは約1年半ぶりで、今回はベータ版ながら、長期間残されていた「Race Predictor」の不具合が修正されています。
Garminは2026年9月に「Fenix 9」「Fenix 9 Pro」をグローバルで発売したばかりですが、10月に入ってからは旧世代モデルにもソフトウェア面で手を入れています。直近ではFenix 7シリーズやFenix 8シリーズにも新しいアップデートを提供しており、今回のFenix 6向け更新もその流れに続くものです。
Fenix 6では約1年半ぶりの新アップデート
Fenix 6シリーズに最後の新しいアップデートが提供されたのは2025年3月でした。
それ以前にも、System Software 27.00から28.02までの間に約1年の期間が空いており、Fenix 6シリーズでは近年、新機能の追加や大規模なソフトウェア更新が少ない状況が続いていました。
今回Garminが提供を開始したのは「Beta Version 29.02」です。同社はベータプログラムの案内で、この世代のデバイスについていくつかの追加アップデートに取り組んでいることを明らかにしています。
ただし、今回の29.xx系ファームウェアが最終的に正式版として安定版ソフトウェアの配信対象になるのかは、現時点では明確になっていません。
Race Predictorの不具合を修正
Beta Version 29.02で確認されている主な変更点は、Race Predictorに関する不具合の修正です。
旧バージョンのソフトウェアでは、Race Predictorが誤った数値を表示する場合がありました。今回のアップデートでは、この問題が修正されたとされています。
Race Predictorは、ユーザーのトレーニングデータなどをもとにレースの予測タイムを算出する機能です。Fenix 6シリーズのユーザーにとっては、長期間利用してきた機能の精度に関わる修正となります。
一方、今回のベータ版では、新たな大型機能が追加されたわけではなく、基本的には既存機能の問題を修正するアップデートとみられます。
ベータ版は手動でアップデートを確認
現在、Beta Version 29.02は通常の自動配信ではなく、Garminのベータプログラムに登録したユーザーが手動で確認する方式となっています。
アップデートを確認するには、ベータプログラムへの登録後、Fenix 6シリーズ本体のメニューから「設定」→「システム」→「ソフトウェアアップデート」と進み、「アップデートを確認」を実行する必要があります。
なお、今回の更新が正式版として一般ユーザーにも配信されるのか、また今後さらにアップデートが続くのかについては、現時点では明らかになっていません。
Fenix 6シリーズはすでに後継モデルが複数登場している世代ですが、Garminが約1年半ぶりに新しいファームウェアを用意したことで、既存ユーザーにとっては少なくともソフトウェア面でのサポートが続いていることを確認できる動きとなっています。

