Pixelの乗り物酔い対策機能「モーションアシスト」が乗車時に自動起動、通勤モードとの連携を準備

Googleが、Pixelスマートフォン向けの乗り物酔い対策機能「モーションアシスト」と「通勤モード」を連携させる準備を進めている可能性が浮上しました。最新のGoogle Play開発者サービスから関連する文字列が見つかっており、バスや電車での移動を検知すると、Motion Assistを自動的に有効化する仕組みが検討されているようです。

現在のモーションアシストtは、乗り物の動きを自動検知して機能を有効にすることができますが、Google自身も移動中であることを常に正確に検知できるとは限らないと説明しています。通勤モードとの連携によって、こうした検知を補完できる可能性があります。

TransitモードがMotion Assistの起動条件に?

Android AuthorityがGoogle Play開発者サービス v26.38.30を調査したところ、Motion AssistとTransitモードの連携を示す文字列が確認されました。

確認されたのは、「Motion assist activated by transit mode」という通知タイトルに関する文字列です。これを踏まえると、Transitモードが有効になった際にMotion Assistも起動し、そのことをユーザーへ通知する仕組みが検討されていると考えられます。

Motion Assistが突然有効になって画面上に動く点が表示されても、ユーザーが不具合などと勘違いしないよう、Transitモードによって自動的に起動したことを知らせる役割もありそうです。

乗り物酔いを軽減するMotion Assist

Motion Assistは、バスや電車などの移動中にスマートフォンの画面を見続けることで生じる乗り物酔いを軽減するための機能です。

画面の端に小さな点をアニメーション表示し、乗り物の動きに合わせてリアルタイムに動かすことで、目から得られる視覚情報と内耳が感じる動きのずれを小さくする仕組みです。

すでに車両の動きを自動検知する機能が搭載されていますが、利用環境によってはスマートフォンが移動中であることを正しく認識できない場合があります。

スケジュールや位置情報を活用か

そこで重要になるとみられるのが、PixelのTransitモードです。

Transitモードは、公共交通機関の運行スケジュールや位置情報など、さまざまな状況に関する情報を利用して、通知設定の変更や通勤・通学に関する情報を表示する機能です。

Motion Assistと直接連携すれば、スマートフォンがセンサーだけで車両の動きを検知する場合とは別の起動条件を用意できます。公共交通機関を利用している可能性が高い状況をTransitモードが判断し、Motion Assistを自動的に有効化する仕組みになると考えられます。

これが実現すれば、バスや電車に乗るたびにクイック設定などからMotion Assistを手動でオンにする必要がなくなる可能性があります。

Pixel向けに今後提供される可能性

今回確認されたのはGoogle Play開発者サービス内の文字列であり、GoogleがMotion AssistとTransitモードの連携を正式発表したわけではありません。

そのため、実際にどのような条件でMotion Assistが起動するのか、またPixel以外の端末にも提供されるのかなど、詳細は現時点では分かっていません。

ただ、Play開発者サービスに具体的な通知文が用意されていることから、今後のPixel Feature DropやGoogle Playシステムアップデートなどを通じて、この連携機能が提供される可能性があります。公共交通機関を日常的に利用するPixelユーザーにとっては、乗り物酔い対策を意識せず利用できる機能になるかもしれません。

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