
Huaweiが次期Mateシリーズの準備を進めているとみられるなか、最上位モデルとなるMate 90 Pro Maxについて、新たなリーク情報が浮上しました。新型Kirinチップの採用に加え、2層構造のOLEDディスプレイや200MPペリスコープ望遠カメラを搭載する可能性があるとされています。
ただし、今回伝えられている仕様はいずれもHuaweiが正式に発表したものではありません。現時点ではリーク情報として見る必要がありますが、Mate 90 Pro Maxではディスプレイやカメラ、SoCなど主要コンポーネントが大幅に刷新される可能性があります。
最上位モデル専用のKirin 9050 Proを搭載か
Mate 90 Pro Maxには、新型のKirin 9050 Proチップが搭載されるとの情報があります。
このチップはMate 90シリーズの全モデルで採用されるわけではなく、最上位となるPro Max向けに用意されるとされています。標準モデルなどには、既存世代をベースにしたKirinチップが搭載される可能性があるようです。
もしこの情報が正しければ、Mate 90 Pro Maxは単純に筐体サイズを大きくした上位モデルではなく、SoCの段階から明確な差別化が図られることになります。
Kirin 9050 Proによって処理性能や電力効率の向上が期待されますが、実際の性能差については、正式発表後のベンチマークなどを待つ必要があります。
2層OLEDでピーク輝度1万nitとの情報
ディスプレイもMate 90 Pro Maxの大きな変更点になるとみられています。
リークでは、2層構造のOLEDパネルを採用するとの情報が出ています。一般的なOLEDとは異なり、発光層を2層備えることで、より高い輝度を実現しながら消費電力を抑えることが期待できる方式です。
さらに、Mate 90 ProおよびPro Maxについては、ピーク輝度が最大1万nitに達するとの情報もあります。最上位のRSモデルでは、さらに高い輝度が実現される可能性も指摘されています。
ピーク輝度が本当に1万nitに達するのであれば、屋外の強い日差しの下でも画面を確認しやすくなる可能性があります。
ただし、スマートフォンのピーク輝度は測定方法によって数値が大きく変わる場合があります。そのため、他社のフラッグシップモデルと単純に数字だけを比較するのは難しく、実機による測定結果が重要になりそうです。
200MPペリスコープ望遠カメラを搭載か
カメラもMate 90 Pro Maxでは大幅な強化が期待されています。
特に注目されるのが、200MPのペリスコープ望遠カメラです。高画素センサーを採用することで、望遠撮影時にデジタルズームやクロップを行った場合でも、より多くのディテールを残せる可能性があります。
Mate 90シリーズでは望遠カメラを含むトリプルカメラ構成が採用されるとの情報がありますが、Pro Maxの詳細なカメラ構成については、まだ不明な部分も残されています。
また、Huawei独自のカラーイメージング技術「Red Maple」についても、新世代版が投入されるとの情報があります。さまざまな照明環境での色再現を改善し、より自然な色合いの写真を実現することが狙いとされています。
もっとも、200MPという画素数だけで画質が決まるわけではありません。レンズの性能や光学式手ブレ補正、画像処理なども写真の仕上がりを左右するため、実機での撮影結果が気になるところです。
6,600~6,800mAh級の大容量バッテリーも
Mate 90シリーズでは、バッテリー容量も大きくなると伝えられています。
リーク情報によると、シリーズ全体で6,600mAhから6,800mAh程度のバッテリーが搭載される可能性があり、Mate 90 Pro Maxはその上限に近い容量になるとみられています。
高輝度ディスプレイや新型Kirinチップを搭載する場合でも、大容量バッテリーによって動作時間を確保する狙いがあると考えられます。カメラ撮影やゲーム、動画視聴など、負荷の大きな用途でもバッテリー容量がメリットになる可能性があります。
Mate 90シリーズは中国で9月後半に発表されるとみられていますが、Huaweiは現時点で正式な発表日や詳細仕様を明らかにしていません。
今回の情報が事実であれば、Mate 90 Pro Maxは新型Kirinチップ、2層OLED、200MPペリスコープ望遠カメラ、大容量バッテリーと、主要なハードウェアをまとめて刷新するモデルになりそうです。正式発表で、これらの仕様がどこまで実現されるのか注目されます。


