
Xiaomiはタブレット向け最新ソフトウェア「HyperOS 3.1」の安定版アップデートの配信を開始しました。今回のアップデートは中国市場向けに先行して展開されており、Xiaomi Padシリーズ全体の機能強化に加え、他社デバイスとの連携を大幅に拡張する内容となっています。特にPad 7シリーズにも順次配信される予定で、エコシステム強化の中心となるアップデートです。
Apple製品との連携を大幅に強化
HyperOS 3.1の最大の特徴は、異なるプラットフォームとの連携が強化された点です。これまで制限の多かった他社製デバイスとの互換性が改善され、特にApple製品との統合が目立ちます。
新たにAirPodsへのネイティブ対応が追加され、Xiaomi Pad上でバッテリー残量の確認や空間オーディオの利用、ノイズキャンセリングの切り替えなどが可能になりました。これにより、iPhoneユーザーがAirPodsを使っている場合でも、タブレット側でよりスムーズな操作が行えるようになります。
さらに、iPhoneとの連携機能も強化され、SMS認証コードの自動認識や通話の相互応答などが可能になっています。これにより、デバイスをまたいだ作業効率の向上が期待されています。
新インターフェース「Hyper Island」とAI機能
今回のアップデートではUI面でも大きな変更が加えられています。新たに導入された「Xiaomi Hyper Island」は、ロック画面上でリアルタイムの進行状況を表示する機能で、スーパー文書の進行状況や交通系カード、アクセスカードの情報などを一目で確認できるようになっています。
また、AI機能の強化も進んでおり、音声録音アプリには「Super Xiao Ai」が統合されました。録音内容をもとに自動で要約や質疑応答を行うことができ、会議メモやインタビュー記録の整理が効率化されます。
そのほかにも、パスワード管理アプリではエンドツーエンド暗号化による安全性が強化され、クラウドとの同期機能も改善されています。
Macとの連携やエコシステム拡張
Xiaomi Connect for Macも新たに追加され、Mac上からXiaomi Cloudのメモや写真アルバムに直接アクセスできるようになりました。これにより、PCとタブレット間のデータ連携がよりシームレスになり、業務用途での利便性も高まっています。
さらに、iPhoneとXiaomiタブレット間で通話を相互に受けられる機能も追加され、複数デバイスをまたぐ使い方がより自然になっています。
配信スケジュールは段階的に展開
HyperOS 3.1の配信は段階的に進められており、最新モデルから順次展開されています。初期段階ではPad 8シリーズが対象となり、その後Pad 7シリーズやREDMI Padシリーズへと拡大していく予定です。
主なスケジュールは以下の通りです。
・3月11日:Pad 8 Pro、Pad 8
・3月31日まで:Pad 7 Ultra、Pad 7S Pro、Pad 7 Pro、Pad 7
・4月15日まで:REDMI Pad 2 Pro
・4月23日まで:Pad 6S Pro 12.4、REDMI Pad 2、REDMI Pad Pro 5G
ユーザーは端末の設定画面からアップデートの配信状況を確認できるほか、順次グローバル展開も進む見込みです。

