
Xiaomiは2025年のフラッグシップモデル「Xiaomi 15」「Xiaomi 15 Ultra」をMWC 2025で発表し、価格の正式アナウンスを控えています。しかし、すでに次なるモデル「Xiaomi 15Tシリーズ」の開発が進んでいることが、HyperOSのコード解析から判明しました。XiaomiのTシリーズは、ハイエンド級のスペックを手頃な価格で提供するラインナップとして人気が高く、今回の15Tシリーズも期待が高まっています。
Xiaomi 15Tシリーズのコードネームとモデル情報
Xiaomiは、Tシリーズのコードネームに有名な画家の名前を採用する伝統を持っています。
- Xiaomi 15T:「klimt(クリムト)」— オーストリアの画家、グスタフ・クリムト
- Xiaomi 15T Pro:「turner(ターナー)」— イギリスの画家、J.M.W.ターナー
さらに、Xiaomi 15T ProとRedmi K80 Ultraは「turner」という同じコードネームを持つことが確認されており、両モデルのハードウェアとソフトウェアはほぼ共通になると考えられます。ただし、カメラ仕様には違いがある可能性が高いでしょう。

また、モデルナンバーについても詳細が判明しています。
- Xiaomi 15T Pro:「2506BPN68G」(グローバル) / 「2506BPN68R」(日本向け)
- Xiaomi 15T:「25069PTEBG」
- Redmi K80 Ultra:「25060RK16C」(中国向け)
末尾の文字は販売地域を示しており、「R」が付く2506BPN68Rは日本市場向けのモデルであることが分かります。
Xiaomi 15Tシリーズのスペック予測
Tシリーズは、コストパフォーマンスに優れた高性能モデルが特徴です。今回も以下のような強力なスペックが期待されています。
- Xiaomi 15T:MediaTek Dimensity 8400 Ultra搭載(高いゲーム性能・マルチタスク対応)
- Xiaomi 15T Pro:MediaTek Dimensity **9400+**搭載(より高性能な処理能力と効率性を実現)
また、ディスプレイやカメラ性能の向上も期待されており、特にProモデルはハイエンドクラスのスペックが盛り込まれる可能性が高いでしょう。